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2007/09/13

磁場について考える。上海M50 莫千山路

上海に来て、引き続きいくつかの疑問を検証中です。
その一つが、この「M50」莫千山路50号です。
なにかという、この川沿いの工場密集地帯に
アーティストが住みだして、NYのソーホーのようになった場所です。
工場をそのまま使って、ギャラリーなどになっているので
これがまた、オシャレだったりします。

上海に数日いると、その混乱ぶりに
最初は興奮するのですが、自分の場合は
整理された、美しくて、驚きのあるもの、
特にアート、デザインに飢えてしまいます。
それを埋めるために行ったのが、M50です。
まあ、とにかく写真を見てください。




































それで考えていたのが、
土地の持つ磁場であり、人が人を呼ぶ磁場についてです。
歴史上、何度もこのような磁場が役割を果たしたことがあるように思えます。
とくに、クリエイティブ系は多いように思います。
・パリのカフェ
・NY。特にウォーホールのスタジオ
・ときわ荘
・下北沢のZOO(90年代の渋谷系発祥の地)
etc.
まだまだ、メモ的ですが。
そんな磁場を発生させるような都市計画が必要ですよね。
でも、行政がやり出すと反発するのもアーティストであり、
お金のにおいがすると入ってくるのが企業であり
そうするとバランスが崩れるわけですよね。
ここのところが難しい部分だと思うので
今後も引き続きこの問題について考えていきます。