事前予想では初代MacbookAirのようなコンセプトは素晴らしいけれど、使うには苦労が強いられる“オシャレは我慢”的なモデルでは?と言われていましたが、杞憂だったようです。(自分は初代Macbook Airを買った一人なので、覚悟はできていたわけですが)
さてここからが本題です。気持よくお金を払うものと、できれば払いたくないものについてです。
価値>価格という話を以前書いたことがありますが、気持よくお金を払う=自分にとって価格以上の価値があると感じるものになります。
ポイントは“自分にとって”という部分です。
今回のMacbookは、それまで使っていたMacbook Pro 13inch Retinaの入れ替えです。ある程度年数が経ってきたモデルを我慢して使い続けるよりは、数年で乗り換えて快適に仕事をできる環境を創りだしたほうが建設的です。仕事で使う道具・環境に投資することは、それ以上の価値を作り出すために必要なことなので、気持ちよくお金を払うことができます。
一方で、お金を払いたくないなぁというものの最たるものが、自分にとって価値を感じないのに、社会的に強制されているもの。その最たるものは、年金かもしれません。いかにもメリットがあるような訴求をしているけれど、納得度が低くくて強制。。。いっそ税金だと言ってもらったほうが諦めがつきます。
もちろん、上の例はあくまで“自分にとって”です。他の人にとっては、Macbookにそんな金額は出す価値ないなぁと思うでしょうし、人(年代)によっては年金という制度でメリットを得られた人もいるわけです。
世の中、多くの商品やサービスは市場を通して、取捨選択が行われています。だからこそ、自分にとって価値を感じないのにニーズのある商品やサービスを見るたびに、誰にとって価値のあるものなのかを考えてみることにしています。
例えば、飛行機を買ってリースに出す人や、コンテナを買ってリースに出す人、赤字の会社を買う人などなど。なんでそういうものを購入する人がいるのか不思議でしたが、その都度調べてみると、なるほど!そうなっていたのね〜という発見がありました。市場ってぼくらが思っている以上に、多様性も奥深さもあるんですなぁ。
自分が見えてなかった仕組みを、見えている人の視点によって学ぶことは、何歳になっても面白いものです。
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