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2008/10/16

考え方が近い! 鳥井シンゴさんの「儲かる発想」

最近、アイデアや発想について
自分がリクルートでやってきた方法を
体系化する作業をやっていました。

そこで、世にある発想法やアイデア出しの本を
いろいろと見ていたのですが、
ずばり共感したのがこの本 です。

鳥井シンゴさんのユーザー目線で
不満や改善策を考えるやわらかさもすばらしいと思いましたが、
「誰もが損をしない仕組みをつくる」というスタンスが大好きです。

ただアイデアを考えただけじゃなくて、
3C(カスタマー、クライアント、自社)が
メリットを享受できるところまで
企画をブラッシュアップするところ。

アイデアを考えたときに、どこに持って行くことが
マーケティング的に一番幸せになるのかを
考えている視点などとてもとても共感しました。

このサイトで常々書いていることですが、
僕個人としては、こういうスタンスで仕事ができている人を
尊敬しています。本当のクリエーターって、自分よがりではなく
ちゃんと世の中がハッピーになるところ(=だから儲かる)まで
ブラッシュアップできる人だと思ってます。
※だから、僕は空気が読めることが大事だと思っています

150ページぐらいの薄い本ですぐ読めますが
僕は、ものすごく勇気をもらいました!
会ってみたいなぁ。



マーケットと儲けのネタをヒモづけよう!
 ビジネスマンのための「儲かる発想」

〜以下、アマゾンより引用〜

著者について
■鳥井シンゴ(とりい しんご)1973年東京生まれ。グラフィックデザイナー&発案家。
ブランディング、代理店、雑誌編集、印刷企画を経て鳥井シンゴデザイン事務所として独立。広告における結果や、マーケティングについて考えながら、より良い広告やサービス、製品を実現するため、アイデア構築支援からデザイン、製品製造までのプロセスを支援。現在、鳥井シンゴデザイン事務所代表、株式会社ヒマナイヌ、株式会社エムログ等、数社取締役・顧問を務める。

プロローグ ちょっとだけ違う考えをすれば、誰もが驚くアイデアを思いつく
第1話 会社のロゴをQRコードにする 
第2話 広告入りの傘を売る 
第3話 サンプルを有料で売る 
第4話 水をiPodよりも高額で売る 
第5話 1枚のメモを1億円にする方法 
第6話 使える情報を記憶する 
第7話 小学生の感覚を忘れるな 
第8話 8倍長持ちする電球の使い道 
第9話 青いTシャツがなぜバカ売れしたのか 
第10話 デメリットを一つ一つ消していこう 
第11話 これが僕のアイデアビジネスの方法 
第12話 アイデアビジネスをスタートするための7DAYSトレーニング 
第13話 趣味でもとことんやれば大成功する 
第14話 稼ぐ目的を持つと稼げるようになるものだ 
第15話 ディズニーランドのお客はアトラクションを買いに来るのか? 
第16話 選択肢を一つに絞ると次の一歩がすぐに出るようになる
第17話 誰でも公平にある財産が与えられている 
エピローグ 何もしないで過ごした1日も、死ぬ前の最後の1日も、まったく同じ1日だから......



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コーヒーショップのさらなる有効活用はないものか?

スタバやタリーズをほぼ毎日利用しています。
打ち合わせと打ち合わせの間。ちょっとできた空き時間を使っての仕事。
本を読んだり、考えをまとめたり。

いつのまにか、
私たちの生活になくてはならない「サードプレイス」に
本当になっていますね。

さて、こういったコーヒーショップを
もっと経済的に有効活用できないのか。
勝手に「てこ入れ」を考えてみました。

■席予約システム
お金をプラスで払ってでも、打ち合わせように場所を借りたい。
予約ができると、お互い「○○のタリーズで15時集合!」とやりやすい。

■会議スペース
ルノアールでは、会議室を予約システムをもってやっています。
http://www.revn.jp/grms/pub/pc/schedule.php

タリーズやスタバも店舗によっては、この手のサービスを実施することで
休日、夜間などの売上を上げられそうに思います。
特に、オフィス街の休日などにうまくマッチングするサービスとして
利用することができそうです。
ホワイトボードやプロジェクターの貸し出しなどでも使えそうです。

実際、フリーエージェントな働き方が定着してきている
アメリカのスタバとかに行くと、
在宅勤務者がミーティングのために集まってきていますしね。
今後、ますますニーズはありそうですよね。

■現実、東京では。。。
これも推測ですが、店舗の賃料が高い東京では
テイクアウトの率が現在ぐらいの水準がないと
厳しいのかもしれません。

「サードプレイス」を標榜していても
現実は、テイクアウト率、客の回転率を重視した
オペレーションにしないと厳しいんだろうなぁ。

そうなってくると、上の予約システムを使うためには
店舗デザインも変更して、
小スペースの区切りなどを行う必要がありそうです。
ちょっと、頭を使って近くにあるレンタル会議室と提携して
サービスを始めるという方法もあると思います。
ウェイティングバー的な位置づけのスタバ
+レンタル会議室へ人数がそろったらお通し。

結局、商売は「付加価値を増やす」ことなので
こうやって、常に頭の体操をしていくしかないよなぁ。


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