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2013/03/11

閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。



共著者として執筆に参加した『閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。』が本日届きました。

2010年3月11日の東日本大震災から、ちょうど2周年となる2013年3月11日に。

僕自身が宮城県出身であり、東日本大震災は自分ごとでした。実家も親戚もあるため、生死をわける一瞬の判断や、その後のライフラインが復旧するまでの体験などをたくさん聞きました。

そこで再確認されたのは「田舎特有のコミュニティの大切さ」でした。食料を分け合う、先に水が出たら近所の人とシェアする、一緒に居て話をすることが不安を抑えることに繋がる・・・など。



この『閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。』という不思議なタイトルの本も、悩んでいるのであれば一人で悩むのではなくコミュニティに飛び込んでみることを提言しています。

この本は、湯川鶴章さんのTechWaveコミュニティに集まるメンバーの実体験が集録されています。面白い人の周りには面白い人が集まります。同じコミュニティとして集まる同志からの影響は大きく、自分を引き上げてくれる力があります。

だからこそ、自分が影響を受ける「コミュニティ」を選ぶことがより重要になってきます。それは住む場所も、仕事をする上で所属する所も、一緒に余暇を過ごす仲間にもあてはまります。

閉塞感から脱藩したいなら、“何を”学ぶかも大事だけど、“誰と”学ぶかはもっと大事です(p.252)

震災後、僕らが痛感した「人間の自然に対する無力さ」「自分は、一人では生きられないちっぽけな存在」ということを忘れてはいけません。一方で、行政や国に頼ってばかりではなく、自分たちで生活を良くしていくという覚悟も必要です。その時に力を発揮するのが「コミュニティ」だと信じています。

閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ!
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『閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。』

人とつながって情報発信するコミュニティ型生き方の秘訣

はじめに 運のいい人の周りには運のいい人が集まる法則

PART1
<日本の未来は「アジアでビジネス、日本でソーシャル」 湯川鶴章>

 今、日本で起きていることの傾向と対策 梶原健司
 若者よ アジアのウミガメとなれ 加藤順彦ポール
 家族ノマドライフのすすめ 板羽宣人

自分らしく生きる人の裾野が広がってきた
人と人を結びつけることを仕事にした人
高生命エネルギー体になれば、人が引き寄せられるようになる
謙遜しないで褒め言葉を素直に受け取ろう
自分のホントの凄さは自分ではわからない
価値になると思わなかった部分が「オモロさ」になる
無限ループで自分の「オモロさ」を極める
ネットワークでつながった時代は「オモロさ」が武器
「オモロさ」と社会のニーズをつなげる
社会は変わる。自分も変わる。「オモロさ」の合わせ技で行こう
人とのつながりで能力が乗数的に増えていく
忍び寄るネガティブゾーンの罠に「待った!」
意識的に固定概念を外して自分の世界を広げよう
人とのつながりで自分らしい生き方を実現する時代が来ている

PART2
<こっちはこんなに楽しいよ−実践者たちの活躍>
ソーシャル時代のシューカツ。偏差値低くても企業から誘いがきた! 岡俊輔
出馬決意後10日後で当選!ソーシャル選挙顛末記 横田親
21世紀の大国、中国から逃げるな 北野博(仮名)
アジャイル中国生活で見えた「アジアの中の日本人」とは? 高野元
現地語できません。でも、日本からビジネスできました 矢澤修
経済縮小、所得減少は避けられません 谷口賢吾
「評価経済」ってあるんですよ 長津孝輔
何でも手作り。フィンランドに見る日本の未来の可能性 小菅祥之
社会の当たり前から脱藩する!?「脱藩学」 跡部徹

メディアからコミュニティになったTechWave
社会の変化を議論できるパワーあふれる場
1  TechWaveコミュニティとは何なのか?
2 事務局から見たTechWave塾コミュニティ
設定した高額な受講料がフィルターとなり、コミュニティが成功
今後のコミュニティがどうなるかはまだ実験段階

おわりに



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