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2007/12/23

冬休みの課題図書 MBA編パート4

必読リストだから、ここいあげておくと
今後もチェックできていいよね。

イノベーションへの解
グレイトン・クリステンセンほか著



創造的破壊
リチャード・フォスター、サラ・カプラン著


ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則
ジェームズ・C・コリンズ著



IBM お客様の成功に全力を尽くす経営
ダイヤモンド社



ナンバーワン企業の法則
M・トレーシー、F・ウィアセーマ著


経営革命大全
ジョセフ・ボイシエット、ジミー・ボイエット著



ザ・トヨタウェイ
ジェフリー・K・ライカー著




考える技術
大前研一著



会社を変える戦略
山本真司著



V字回復の経営
三枝匡

冬休みの課題図書 MBA編パート3

すでに読んでいるモノもありますが。。。

企業戦略論
ジェィ・B・バーニー著




MITスローン・スクール戦略論
クスマノほか編



戦略とは何か
コーネリアス・クルイヴァーほか著



マッキンゼーの経営の本質
マービン・バウアー著



戦略「脳」を鍛える
御立尚資著



戦略策定概論 企業戦略立案の理論と実際
波頭亮著



MBA経営戦略
グロービス・マネジメント・インスティトュート編



戦略の本質
和田勲生著



経営者の時代
アルフレッド・D・チャンドラーJr著




GMとともに
アルフレッド・P・スローンJr著

冬休みの課題図書 MBA編パート2

さあ、どこまでやりきれるのだろうか?

ゲリラPR
マイケル・レビン著



キャズム
ジェフリー・ムーア著



60分であなたもブランド戦略家
イドリス・ムーティ著



レクサス
チェスター・ドーソン著



真実の瞬間
ヤン・カールソン著


ノードストロームウェイ
ロバート・スペクターほか著



仏の上司になれますか?
金平敬之助著



ウォルマートの流通革命
鈴木敏仁著



新技術・新商品開発の極意
飯田清人著



コトラーのマーケティングマネジメント
フィリップ・コトラー著

2007/12/22

この冬休みに勉強する課題図書。MBA編

自分への宿題です。

エスキモーが氷を買うとき
ジョン・スポールストラ著


エスキモーに氷を売る
ジョン・スポールストラ著



一回のお客を一生の顧客にする法
カール・スウェルほか著



94%の顧客が「大満足」と言ってくれる私の究極のサービス
ジャック・ミッチェル著



大魔神が教えるマーケティングの極意
ジャック・トラウト著



なぜ顧客は逃げてしまうのか
ジェフリー・J・フォックス著



知能販のプロになれ!
トム・ピーターズ著



マーケティング22の法則
アル・ライズ、ジャック・トラウト著



私はどうして販売外交に成功したか
フランク・ベドガー著



なぜあの商品は急に売れ出したのか
マルコム・グラッドウェル著

2007/12/17

これはオススメ→「レバレッジ人脈術」本田直之著

出たばかりの本ですが、手にとって
一気に読んでしまい、なおかつ
ものすごく心に残ったので紹介します。

いろいろと人脈術の本はありますが
これほどまでに本質に触れていて
実践できる本はないと思います。

自分もここ数年、ものすごく人脈がいいように
回っているように感じます。
それも、自分がコントリビューションできるようになったからだと思います。
人に提供してあげるものが、出てくると
人脈は勝手に広がっていくのですね。

まとまっていて、気に入ったのが
■「相手の3つの価値」
1.相手の時間価値
2.相手の情報価値
3.相手の人脈価値

■「人脈作りの6つのタブー」
1.名前も言わずにお願いする
2.相手の都合を考えないアプローチやコンタクトをする
3.自分の話しかしない
4.意味のない紹介をする
5.「お願い」ばかりする
6.「メンター」になることを依頼する

■「コントリビューション」4つのレベルを理解する
Level1:情報
広く一般に出ている有益な情報を提供すること。雑誌の切り抜き、新聞記事など、メディア系の情報を提供することなど
Level2:プレゼント
たとえば、相手に合いそうな本を見つけたのでプレゼントするというレベル
Level3:ノウハウ・アドバイス
特定の相手に何か聴かれて、具体的なノウハウ・アドバイスを教えてあげるのがこのレベル
Level4:コネクト
相手の役に立つメディア、クライアントやパートナーになる人などを紹介するというレベル

■「会いたいと思われる人になる」3つの条件
1.インプット
2.魅力的なプロフィール
3.情報発信


<目次>
Prologue
人脈づくりこそ最強の投資
最小の労力で、関わった人すべてが最大の成果を生む「レバレッジ人脈術」

Leverage 1
レバレッジ人脈とは何か

Leverage 2
会いたい人に接触する「アプローチ」の方法

Leverage3
うまくコミュニケーションをとる方法

Leverage4
人脈を継続させるには

Leverage5
「レバレッジ・ネットワーク」構築でお互いに成長する

あとがきにかえて──コントリビューション自体が「喜び」だ




本当に読む時間に対して得られることが多い本だと思います。

2007/12/16

赤いモノに接写したくなる気持ち。


は、どこから来るのでしょうか?

散歩する人。散歩する猿。













小さくて見えづらいかもしれませんが
写真の中央に、散歩するニホンザルが写っています。

家の近所で見つけたのですが
なんだか複雑な気持ちです。

先日は、鷲を肩にのせて散歩をしている人を見ました。
次のペットブームが来ているのでしょうか?

2007/12/09

投資に値する起業家

1. セルフイメージが高い人
2. 将来の大きなビジョンがある人
3. 向上心が高い人
4. 決断力がある人
5. 7つの能力のうち最低2つを身につけて来た人
6. 素直な人
7. 教えたことを実践する人
8. 言葉と行動が矛盾していない人
9. 長期の判断ができる人
10. 失敗を隠さない人
11. 言い訳をしない人
12. 原因を他人のせいしない人
13. 他人への批判や不満を軽々しく口にしない人
14. 人に頭を下げられる人
15. 人格を高めてきた人
16. 謙虚な人
17. 反応的な反応が少ない人
18. アドバイスを批判として受け取らない人
19. 細かな契約条件の話し合いができる人
20. 約束を守る人
21. お金に関してきちんとしている人
22. すべてを頼って信者にならない人
23. 人に任せられる人
24. スケジュールを立てられる人
25. 善悪の価値観に縛られていない人
26. 思いやりはあるが厳しくもできる人
27. 人の良い面と悪い面の両方が見れる人
28. 害をもたらす人との縁が切れる人

うたかたの日々。最近のまとめ

しばらく、blogが更新できていませんでした。
さて、何をしていたのか?

先週は日曜日に友人の結婚式があり
披露宴でスピーチして、そのまま二次会を仕切りながら
楽しげにDJやっていたのは良かったんだよな。

でも、たぶん、ここで風邪をキャッチしたのだと思います。

おかげで、水曜日に症状が現れ
木曜日には午前中だけで会社を早退し、
金曜日、土曜日、そして日曜日と倒れました。

倒れた間も本を読んだり、CDを聴きながら
生きていたものの(時間がもったいないから)
すっかり健康のありがたさを感じてしまいました。

何はなくても健康ですね。


ああ、また鍋とか食べて栄養つけないと。。。

朝のパワークエスチョン。

朝のパワークエスチョン

1.今、自分の人生で何が一番幸せだと感じるか。
  人生のどいうところが自分を幸せにするのか。
  私はそれでどういう気分になるか。

2.今、自分の人生で何が一番刺激的だと感じるのか。
  人生のどういうところを刺激的だと感じるのか。
  私はそれでどういう気分になるのか。

3,今、自分の人生で何に一番誇りを感じているか。
  人生のとういうところを誇りに感じるのか。
  私はそれでどいう気分になるか。

4.今、自分の人生で何に一番感謝しているか。
  人生のどういうところが自分に感謝の念を起こさせるのか。
  私はそれでどういう気分になるか。

5.今、自分の人生で何を一番楽しいと感じているか。
  人生のどういうところを楽しいと感じるのか。
  私はそれでどういう気分になるか。

6.今、自分の人生で何に一番一生懸命になっているか。
  人生のどういうところが私を一生懸命にさせるのか。
  私はそれでどういう気分になるのか。

7.私は誰を愛しているのか。
  誰が私を愛しているのか。
  その人のどこに愛を感じるのか。
  私はそれでどういう気分になるか。


夜のパワークエスチョン

1.今日、世のため、人のためになることをしたか。
  どういうふうに、世の中の役に立つことができたか。

2.今日、何か新しいことを学んだか。

3.今日という日は、自分の人生を高めるものだったか。
  今日という日を将来への投資として生かせるか。

アンソニーロビンズ著
本田健訳
一瞬で「自分の夢」を実現する方法 より

2007/11/28

プリンシパルのある人を信頼します。ジェネラルリサーチの表示。













中目黒のジェネラルリサーチ(GENERAL RESEARCH)の前の表示です。
そもそも、ジェネラルリサーチは主張があって、
メッセージがあって、大好きなのですが、
こういう店の外に貼ってある看板一つとっても
とても信頼ができます。

共感エンジンですね。
グッときません?この看板。
信頼感高まりますよね?

ロックな看板。












続けて、画像メモを急にアップしています。
休みに散歩していて感じた画像です。

書体、書いてある文字の字面。
すべて含めて、とてもロックな感じを醸し出しています。
こういうふうに人間は、文字を読んで判断しているだけじゃなく
雰囲気で、意味を読み取ることが大きいですよね。

クローズアップでどうしても撮りたくなった画像。













なんだろう。どうしても接写したくなってしまったものです。
赤くて、丸くて、密集している状況が
とてもとても、生きている感じがしました。

なんだか、最近
こういうモノにものすごく惹かれます。

忘れ物の、お知らせ。













汐留で見つけた、忘れ物告知表示です。
こういうボードを準備しているのって
なんだかホスピタリティが高いビルだということを
暗に伝えられていいかもしれないですね。

だって、「イヤホン」ですから。
拾って届けた人と
届けられて、このボードを準備した人のことを思うと
なんだか、ちょっと心温まる感じです。

2007/11/25

考え中。メモ。

考え中。
自分のメモなだけかも。

美のプロデューサー
誕生日占いで、出ていたキャッチフレーズだけど
とても気になるフレーズ。

「目利き」としていい物を選ぶことを続けたい。
そして、それを誰かに教えてあげたい。
編集者&DJとしてのバランス感覚やピックアップ能力みたいなものですかね。


いい場を創り出す
自分のやってきたメディアやチーム作りで
いつも気にしていたのはこれだったなぁ。

メディア作りも場作りですし、
いい雰囲気の場を作り出すのは、DJ活動も同じなんだよな。


大きく、この二つのことについて考えています。
よくよく考えてみると、今まで自分が夢中になってやってきた
メディア設計や立ち上げ、編集者としての仕事、DJなどなど
全部、この二つに当てはまるんですよね。

もっと新しいことを、実践したい。
もっともっと情熱を持って仕事をしたい、と。
で、そのために自分が今何をやるべきかを模索しています。
IDEOのことやエムアウトなど
最近いろいろ調べているのもこのためです。

自分に、このような「問い」を設定しているので
アンテナをはっている状況は構築できています。
後は、考えて、行動しているうちにぶつかる
セレンディピティを待つばかり、ですかね?

「成功のコンセプト」三木谷浩史 幻冬舎

以前、もらった本をこの連休で
お風呂に入っている間に読み終えました。

連休中は、1日遊び
後残りの2日は、本を読んだり
今後の計画を立てることに時間を使っています。
それでも、やりたかったことの半分も終わっていない。。。

さて、「成功のコンセプト」ですが
三木谷浩史さんの楽天を創業して、育ててきた中で
大切にしてきた理念を語っている本です。

非常に当たり前のことを言っているのだと思いますが、
それを継続して、実践し続けてきたことが
本当の「成功のコンセプト」だと思います。

■はじめに

■第一のコンセプト
常に改善、常に前進
・改善は人が未来を切り開くための強力なエンジンだ
・未来へのビジョンを信じて改善を行っていく
・改善は凡人が天才になる方法
・激変する時代に対応するために必要なのは日々の準備だ
・成功している時こそ、自分を否定する勇気を持つ
・適切な目標がなければ改善しても意味はない

■第二のコンセプト
Professionalismの徹底
・仕事を人生最大の遊びにできれば、誰でも有能なビジネスマンになれる
・仕事は誰のためでもなく、自分のためにするものだ
・小さな手漕ぎボートでも、僕は自分で作った船で新しい潮流に乗り出したかった
・なぜ楽天はプロフェッショナル集団を目指すのか
・面白い仕事はない。仕事を面白くする人間がいるのだ

■第三のコンセプト
仮説→実行→検証→仕組化
・コミュニケーションの潜在的な欲求が、楽天の急成長の秘密でもある
・仮説は右脳と左脳のキャッチボールから生まれる
・新しいことにチャレンジし続けるために

■第四のコンセプト
顧客満足の最大化
・個人をエンパワーメントすることが、僕の仕事のモチベーションだ
・顧客満足がなければ事業は成り立たない
・インターネットは全国の商店街も元気にすることができる
・現代の買い物はエンターテイメントだ
・顧客満足を最大化することを忘れてはならない
・当事者意識を持つことが様々な問題解決の鍵だ

■第五のコンセプト
スピード!!スピード!!スピード!!
・なぜスピードなのか?
・スピードを上げると仕事の質も喜びも変わってくる

■おわりに
インターネットが変える世界はリアルそのものだ

「欲望する脳」 茂木健一郎 集英社新書

集英社新書から出た茂木健一郎さんの新刊
「欲望する脳」を読み終えました。

集英社のPR誌「青春と読者」に
連載されていたものをまとめたものですが、
一気読みすると
大きな流れでメッセージを受け取れました。

脳のことを考えていると
時代の求めているモノ、
動いている方向の理由が一番よく把握できるのかもしれません。
そのことが、僕が茂木健一郎さんの新刊が出ると
すぐに購入して読んでいることの理由です。
blogにアップされている講演の音声ファイルも
すぐに聴いています。

受け取りながら、感じた些細なことをメモしておきます。
・高校生の時に「孔子」と「老子」のどっちが好きがで議論したことはないなぁ。僕は。

・「ある人の価値は、何よりも、その人がどれくらい自分自身から解放されているかということによって決まる」(アインシュタイン)※引用

・現代人は、誰でも、多かれ少なかれ、一人で複数の文脈を引き受けて生きる「多重文脈者」である。このような流動化は、恐らくは高度経済成長時代に次第に顕在化し始めていたのだろうが、1990年代以降の、インターネットや携帯電話、パソコンなどのITの爆発的な発展が、そのような多重文脈の引き受けをさらに進展させた。※引用

・自らの欲望を追求することを肯定する心情は、ニートの若者と億万長者の起業家との間に通底しているのであろう。※引用

・茂木健一郎さんは、人と対談をするという場に自分を追い込んで、そこで問いを強制的にぶつけられることで、自分の考え方をOUTPUTしているように感じた

・インターネットや労働の価値、価値を生み出さないゼロサムなお金儲け主義についても、かなり記述してある

・「学習依存症」に僕もなりたい。というか、すでになり始めているのかもしれない。学習すればするほど次のことが見えてくる。

・「宝くじとは、無知への課税である」※引用

・この値段で、こんだけのpoint of viewが得られるのは、ありがたい!






■茂木健一郎 「欲望する脳」
01 心の欲するところに従うこととは?
02 欲望に潜む脆弱性
03 意識ある存在にとっての倫理
04 主語に囚われずに考える
05 個別と普遍
06 現代の野獣たち
07 現代の多重文脈者たち
08 子供であることの福音
09 「精しさ」に至る道筋
10 私の欲望は孤立しているのか?
11 デジタル資本主義時代の心の在処
12 人間らしさの定義
13 夢の中ではつながっている
14 欲望にの終わりなき旅
15 容易には自分を開かず
16 近代からこぼれ落ちた感情
17 不可能を志向すること
18 アクション映画とサンゴの卵
19 欲望と社会
20 一回性を巡る倫理問題
21 魂の錬金術
22 生を知らずして死を予感する
23 学習依存症
24 一つの生命哲学をこそ

2007/11/24

ちゃんこダイニング 「桜一」














ここ、うまいです。
忘れないようにメモしときます。
かなり、おなかいっぱい。


















ランチもやっていて、
ランチにはちゃんこだしを使ったラーメンなどが
食べられます。お店もいい感じ。

2007/11/21

日常を「旅」と定義することで、見えてくるモノ

BRUTUSからBRUTUS TRIPが出るらしいです。
コンセプトは日常をTRIPするというモノ。

同じようなコンセプトで「bp」(ビーパル)が
雑誌を出していた記憶があります。

「旅」に出ることに対して
何か大きな意味づけがされているように思えます。
そして、多くの人が「旅」することに
非常に惹かれる背景があるはずなので
ちょっとまとめておきたいと思います。

大きくわけると以下の3つ
・旅に出ることで、ルーティンな日常からの脱出できる
・旅に出ることで新しいコミュニケーション、出会いがある
・旅に出ている間は、自分が時間の使い方を決められる

現代の我々が求めている欲求は
以下の3つの言葉にくくれる気がします。
「日常からの脱出」
「新しい出会い」
「時間の使い方の決定」

コミュニケーションに関してのビジネスがたくさん生まれ
(ケータイ、メール、SNS、出会い系、コミュニケーション術の本などなど)
時間の使い方に関してのビジネスも年々大きくなっている気がします。
(時間の使い方の本、職住近接、朝時間の活用、ワークライフバランスなどなど)

このような現代のわれわれが抱えている欲求の
ソリューションが、実は「旅」だったということかもしれません。

僕のマーケティングのときの観点として
大事にしているのが、「人間の欲求に近いものは強い」という考え方です。
ラブソングが永遠にあり続けるように
旅も、テーマとして永遠にアリ続けるでしょう。

2007/11/20

「モッズ」って消費されないよなぁ。










渋谷のアニエス・ベーでは、
モッズの象徴であるイギリス空軍のラウンデルのロゴが
飾られていました。

モッズのファッションモチーフは
いつになっても消費されないですね。
消費されないのは、一部の人に長く支持され、
一定の新しい層が支持してくれるものの
全体で流行ることがないからなのでしょうか?

最近はずっと、ポール・ウェラーデビュー30周年記念で
フリーソウルシリーズから出ているコンピレーション版を聴いています。
聴いているといろいろ考えることがあります。

本当にかっこいいのは、
こういう潔い、やりたいことを目指して
自分の美学を貫き通す人のことだと思う次第です。

なんだか、寒くなってきて
この手のことを考えることが多くなってきてます。
本当に、いい音楽やいいファッションや
かっこよく生きた人はいつまでも消費されないように思えます。



このCDの1曲目、
シスター・スレッジのカバー曲
thinking of youが最高です。
ああ、音楽って本当に心をわしづかみにするよなぁ。

マーケットアウト視点での「起業専業企業」

「起業専業企業」で
マーケットアウトの視点から
取り組んでいる会社があることをはじめて知りました。

元ミスミ社長の田口さんが創った会社です。
マーケットアウトにこだわった起業を支援する、
その立ち上げをハンズオンで支援する、
資金、人材、ノウハウを提供し、
別会社として立ち上げ後、配当やキャピタルゲインを受け取るという
考え方もいいですね。

こういう真のベンチャーキャピタル的なことができる仕組みに惹かれます。

本当は、マーケットアウトの視点から
解決策を提案し、ハンズオンで立ち上げに参画するという
フレームのほうに惹かれているのが今の僕です。

2007/11/18

30歳女性限定に特化した手帳

30歳になる女性というかなり絞り込んだターゲットを設定した
手帳がバンダイから発売されています。

ターゲットを絞り込んでも
そこが、反応ポイントだと判断できれば商品化できる事例ですね。

一つの区切り、そのときに考えさせられるタイミングを狙う
というのは、濃さが違うので有効な手だと思います。

サイトでも30歳になる30日前からの
カウントダウンダイアリーなどが提供されています。

手帳は11月19日に発売されたばかりのようです。
それにしても、手帳とどんどん細分化されてきましたね。
ビールやタバコなどの嗜好品の次に細分化されているのが
手帳かもしれないと思う今日この頃です。
(新商品が出るのはこの時期だけですが。)

2007/11/11

ついに、アナログレコードもamazonで買える時代。

気がついたら、amazon.co.jpでも
アナログレコードを取り扱い始めていました。

昔、CDやレコードと本だけは
クレジットカードで買い物をせずに
すべて現金で購入していることにしていました。
大学生の頃ですね。
自分に歯止めがきかなくなってしまうように思えていたのに。

しかし、この時代。
すでに、CDと本に関してはあきらめており、
なおかつ、注意しながらもかなりの量を購入しています。
それなのに、最後の砦だったアナログレコードまで、
クレジットカードでどんどん買えちゃうプラットフォームに
載せられてしまうとは。。。。

あまり、訪れないようにするしかないでしょう。
いろいろ見ていると、つい購入してしまうから。
たとえば、これとか。安い買っちゃうよね。。。

2007/11/08

次のステップに向けての時間配分を増やすこと。

最近、非常に飲み会が増えています。
過去に仕事した方々からの連絡が急に増えています。
どうしてだろう?
みんな僕が会社辞めると思ってるのかな?

なんにしろ、純粋想起に上がることはうれしいです。
できるだけ、時間つくって向き合おうと思います。
セレンディピティとかシンクロニシティとか大好きですから。

さて、ここのところ考えているのがこれです。

「自分のやりたいことに気がついてしまったときにどうするのか」

自分の性格的には、もう止められない。
一方で、今の仕事の責任もあって悩む。
こんな話を小山龍介さんのコーチングでも話していました。

出来るだけ、口に出してみる。
出来るだけ、アクションプランに向かってみる。

なんだか、最近
自分の気持ちに流されてみようかという気分になりました。
絶対、悪いほうには流れないし、
流れたって、それはそれでいい経験。

土日や朝など空いた時間で
着々と動いていきたいですね。

2007/11/06

IDEOの日本版を創りたい。

ずっと思っていたことですが、
ますますイメージがついてきて、どうしようもなくなってきました。

コンサルティング・ファームじゃなくて
デザイン・ファーム。

イノベーションを起こすためのお手伝いを
ハンズオンでやっていくための会社を作りたいなぁと。
今までやってきた
カスタマーマーケティングも、メディア作りも
まさしく「空気読み」もすべてを投入できる
仕事じゃないかと考えています。

発想のまとめ方や
空気読みの仕方を提供することもできるし、
世の中に価値を提供できることと、
自分の中にある「チェンジ・シーカー」部分を
実現できるいい方法じゃないかと、
本気で本気で考えています。

2007/11/04

「いい場」を創ること。

先日のコーチングから
だんだんと輪郭がつかめてきました。

「いい場」を創ることが自分のやりたいことだということを。

メディア設計とか、仲間とのコミュニティとか
メディア時代が「いい場所」になること。
風通しのいい、気持ちのいい場所であること。

それと、IDEOにあこがれをいだく感じ。

もともとDJをやってきたのも
「いい場」を創り出すために、音楽を使って
変えに行くことが好きだったからなんだろうなぁ。

そうだったのか。
今頃わかりました。

「今の十代はダブルウィンドウ族」

11月2日の日経MJ
石鍋仁美のマーケティングの「非・常識」に
おもしろいトピックスが取り上げてあった。

宇多田ヒカルのFlavor of lifeが
世界でもっとも売れたデジタルシングルに名乗りを上げたとのこと。
米国では400万台のダウンロード数でトップらしいが
宇多田は700万台のダウンロード数らしい。

日本はいかにダウンロードで音楽を入手する環境なのかを
感じさせれるトピックスである。

そこに、もう一つ環境として書いてあったのが
今の十代は、ダブルウィンドウ族で
テレビを見ながら、ケータイやパソコンで論評し、
外部に対して2つ以上の窓を開け、情報を摂取・交換しているという記述。

ドラマを見て、流れた歌を気に入れば
その場でダウンロードを行うという通信販売に似た消費行動をとるのだろう。

2007/11/02

小山龍介さんのコーチング受けてきました。

小山龍介さん(下記、著作など参照)によるコーチングを受けてきました。






コーチングを受けてみての感想ですが、
話を聞いてもらって、どんどん話せば話すほど
気付きや、自分の中に答えがあるということを感じました。

特に、ビジュアル的に
自分の目指しているものが現れて
イメージできたときには、
アハ体験そのものでした。



3人ぐらいでスタートイメージ
15人ぐらいになっているイメージ
日が当って。風通しがいいイメージ。
緑がある感じ。ゆるいんだけど、雰囲気がいい状態。

一人でやっているイメージはない。
仲間やコミュニケーションしながらやっているイメージが感じる。
外に出て仕事をしているイメージがとてもある。

10年後のイメージで明確に見えている方向性。
今が、どうこうではなく、
方向性をイメージできたら、そこに向かってどうやっていくかが重要。
アクションプランはそれからで今すぐここで結論を出す必要はないかもしれない。

デザイン会社のイメージ。
風通しがよくないことが嫌。
自分たちでどんどんやっていくようなイメージで仕事をくみたてて
どんどん変革を起こす仕事のやり方がなによりイメージとしてある。


そうだなぁ。その目的に向かって本気で
アクションプランを考えなくちゃ。

自分の志向しているものがよくわかったし、
大事にしているものがよくわかりました。

2007/11/01

ALWAYS三丁目の夕日 居酒屋









JALと映画「ALWAYS三丁目の夕日」のコラボ企画みたいです。
本日、神田で発見しました。

映画の雰囲気を
このお店で味わえるということと
この映画の露出タイミングで
話題性を呼ぶために
実施した店舗だと思います。



しかし、神田のガード下だったら
いくらでも映画「ALWAYS三丁目の夕日」の雰囲気が
残るお店があるのに、なんでわざわざ。。。
と、思ってしまうのは僕だけでしょうか?
ここにあってもなじんでしまってイマイチな気がします。

もっと意外な場所に立地してあったら
あえて、この雰囲気を楽しむことができるのに。。。

2007/10/31

事務所開きのお祝い@渋谷









会社の同僚が、起業して渋谷に事務所を構えました。
お祝いです。

一歩踏み出すのを応援したいです。


不確実性を求めて、冒険する人を心から応援します。
もちろん、僕もそういう一人なのですが。

2007/10/29

脳と情報デザイン。

最近、ゲームニクスという本を読んで
影響されたからかもしれませんが、
脳と情報デザインがますます密接に絡んでくると考えています。

ちなみに、ゲームニクスという本は
以下のような本で、ぼくらメディア制作に関わる人間は
すでに現場で体験していることだと思います。
これでCVRが大きく変わるから、気が抜けないですし、
もっともメディアを創っていて楽しい部分かもしれません。




で、ここからが本題です。

ケータイってすでに脳のドーパミンを出すための
ツールになっていますよね。だから手放せない。
メールが来る、着信がある。
関係性を求める人間社会において
脳にとっては快楽が与えられているのですね。
だから、ケータイは手放さない。

こういう脳の関係を考えて
今後はメディアやツールの位置づけを考える必要がありますね。

YouTubeだって画像が粗くても
自分が前のめりになって検索したものが
出てくると、次から次と脳に快楽が走ります。
だから、ずっと見て意外なものが出てきて楽しくなります。
これだよなぁ。

まだ、自分でもまとまってないですが、
こういう情報デザインのアフォーダンス的なモノを
脳の刺激まで含めて考えないといけない時代なんだなぁ。

2007/10/28

若年にビールを。スパークリングホップ。作法をうまく取り入れて参加したくなる仕掛け。


そうそう。最近CMで気になっているのが
KIRINのスパークリングホップ。

若年層のビール離れをテーマにしていると
読んでいるのです、
CMの中で飲み方の作法をわざわざやっているのが秀逸です。

ゲームとして、作法として
1.グラスを回して香りを楽しむ
2.飲んで泡を楽しむ
的なことをやられると
作法に弱い日本人、参加型ゲームに惹かれる若者としては
なんだか乗ってしまいたくなりますね。

もちろん、スパークリングになったことで
ちょっとビールの位置づけをズラしたことも
すばらしいと思います。
この商品イッパツで若者のビール離れが収まるとは思えませんが、
少なからず興味は持たれると思いますよ。

僕みたいに、ビールは嫌いじゃないけど
それよりもシャンパンが好きな人間が
試しに飲んでみようかという気にはなりました。


そういえば、台風すごかったですね。
台風が過ぎた後には
折れて捨てられたビニール傘が大量に残っていました。

2007/10/27

気付き。新規ビジネスについての学び。

最近もうちょっとで、何かがつかめそうな感じがします。
それが、何なのか自分でもよくわからないのですが、
根拠のない、形にならない自信があります。
そして、自分の中で確実に何かが組変わっていることに
やっと気がつき始めました。なんだろうこの感じ。

水泳をやっていて、ある日気がついたら
自分の体が変わっていたような感覚です。

こんな話を書くつもりはなかったのです。
そう、新規ビジネスについての学びを
自分の体験と今勉強していることを合わせて書いておきたいのです。


「ベンチャー戦略では、タイミングが命」
市場に参入の窓が開いているのは一瞬です。
そして、そのタイミングに参入したとしても、
そこから大企業が仕掛けてくる前に、
競争優位性を確立しなければ、ベンチャーは勝てません。


「うまくいき始めるときに限って、キャッシュが燃え尽きる」
会社の中でしか、新規ビジネスをやっていないので
本当にキャッシュが燃え尽きる感覚を自分は経験していないと思っています。
ただ、会社の中で新規ビジネスをやっていても
投資の回収タイミングはいずれやってきます。
うまく行き始めたタイミングに限って、
その回収タイミングがやってきます。必ずそういうタイミングで。

外に出てやるときには
資金調達の大切さをしっかりと身につけておく必要があります。


「熱くなったら、競争優位戦略は描けない」
新規ビジネスにとって、創業者の熱意は重要です。
しかし、競争優位戦略をちゃんと描かずに
前に進むのは命取りになります。
かならず、冷静に市場を評価する必要があります。
プロダクトについてもそうかもしれません。
自分では正確に評価できなくなります。


ちゃんと自分の反省を活かして
次に進めるように、再度いろいろ学び直して
自分の血肉にしているタイミングです。
だから、冒頭のようなことを書いたのだと思います。

2007/10/15

視点・論点「世間から空気へ」作家・藤原智美






「空気読み」もこのあたりのこと考えとかないと。
KYだけじゃなく、もっと価値の高い「空気読み」を。

2007/10/14

日本人の気質は「ヤンキー、ミーハー、オタク」の3つに分類できる

先日の日経MJのコラム、
石鍋仁美の「マーケティングの非・常識」に
おもしろいことが書いてあった。

■クリティシュマー消費とヤンキー消費
クリティシュマーとは、
クリティーク(批評)とコンシュマー(消費者)を合わせた造語。
ネット時代の消費者は、
自分が買った物、体験したサービスを批評して
ネットで情報共有する。

一方でヤンキー消費とは、
このblogでも何度か書いている
Y世代の特性と同じで、
仲間や家族などの身近な小社会を大切にし、
その中で責任と仁義を全うする。
今こそ幸福と考え、上昇より持続を願う。
洗練とかスマートとかより、人間くさく、
気取らない、ストレートな生き方を理想とする消費者のこと。


タイトルに書いた
「日本人の気質はヤンキー、ミーハー、オタクの3つに分類できる」
というものは、なくなったコラムニストのナンシー関の
アイデアらしい。

非常によく言い表していると思う。
現在でもまったくその通り。
このカスタマー分類。今後何かを考えるときに
いろいろ使えそうなフレームでしょう。

2007/10/13

グロービス経営大学院 ベンチャー戦略クラス

怒濤のような一週間でした。
おかげでblogの更新も滞り気味です。

さて、10月からグロービス経営大学院の
「ベンチャー戦略」クラスを単科生として受け始めました。

このコース。講師の岡村勝弘さんが
新規事業に関しての経験が豊富なために
非常に濃縮されたクラスになっています。

2週に一度3時間の講義なのですが
予習や復習含めて夢中になってやっております。
経歴ですが、農水省→リクルート→Y&Kカンパニーズ→アクセス
→アマゾンの日本進出→bk1
→apax Globis Partnersでベンチャーキャピタリスト

そして、岡村講師が書かれた本がこの2冊。
ロンおじさんは非常に読みやすいです。
お話として、小さな組織でのリーダーシップ、
コミットメント、他人の力を借りることの大事さなどが
理解できるように書かれています。









なんだか、ひさびさに優秀な仲間に囲まれて
勉強する刺激に本当にワクワクしています。

いやぁ。学んだことを自分のメモのためにも
ここにアップしていきます。

2007/10/07

スティーブジョブスの10の言葉

これ、随分前にweb上で見つけて
メモっておいたものでした。
こんなときだからこそ、アップしておきたい。
美容室から帰ってきて、熱があるきがするんですけど。。。


■スティーブジョブスの10の言葉

・イノベーションは誰がリーダーで、誰が追随者かをはっきりとさせる

・自分がクオリティの基準となりなさい。人によっては、常に優秀であることが期待されている環境に慣れてないのだから。

・すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれをみつけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。

・知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。そしてその人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です。

・仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。

・あなたがテレビのスイッチをオンにするのはあなたが自分の脳のスイッチをオフにしたいからだと思います。それに対してコンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときではないでしょうか。

・私が知ってるなかで、一年で 2.5 億ドルも失った人なんて自分しかいない。でもそれは非常に人格形成に役立ったよ。

・私は持っているテクノロジーをすべて引き替えにしても、ソクラテスとの午後のひとときを選ぶね。

・私たちはこの世界に凹みをいれてやろうと思ってここにいるんだ。そうでないなら、なんでそもそもここにいる必要があるんだい?

・あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマにとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

10月になってから更新が止まっている。。。

風邪でぶっ倒れています。調子悪すぎです。
そのせいで、blogも更新していませんでした。
ごめんなさい。

10月からは担当領域が変わったり、
いろいろな人が送別会開いてくれたり
そのおかけで飲んだくれて、風邪ひいたりと
とても忙しく、充実した日々です。

いろいろ考えたことがあるので
アップしたいのですが、
おいおいやっていきます。

まずは、風邪なおします。。。トホホ。

2007/09/30

サッドヴァケーションで気づいたなぜ今「北九州」なの?









いろいろあって
サッドヴァケーション見てきました。

複雑な登場人物が多数登場している物語なのに
ちゃんとテーマが語られているのがスゴイですね。
キャラが濃すぎて、正直疲れる重たさです。

でも、この映画の場所が
北九州であることは大きな意味があると思っています。
大ヒットの東京タワーも
小倉の話と東京とのギャップとも読み取れます。

そして、村上龍の「半島を出よ」も
九州が外部(北朝鮮)から狙われるという物語でした。

今、いろいろ考えると
日本のおかれているテーマが北九州を部隊にすると
一番描きやすいのかもしれません。
直面していると言えます。

まず、中国や、韓国、北朝鮮といった
外の国と位置的に非常に近い。
実際に、行き来しやすいし、人の交流も多い。
外部と接することが多いため、
いまだに外交の下手な中心部の考え方とは別に
現実レベルでの問題に常にさらされています。

小倉などがそうだとよく言われますが、
アジア的に、定職を持たずに流れ者として
生活している人が親戚にいても驚かないメンタリティがある。

タイやインドネシアでも
昼間から道ばたに座り込んでいる
いい年の男性をたくさん見ますが、
もともとの日本にもあった価値観かもしれません。

サラリーマンとは別の価値観がその土地には
生きているのです。
今の日本がぶつかっている問題が
過去からずっと受け入れられいたのでしょう。

親戚や、友人、親、兄弟、近所なども含めて
人とのつながりの濃さ、一緒にご飯を食べることでの
コミュニティ的なものがある。

多くの人があこがれるコミュニティが
存在していた土地なのでしょう。

以上3つの観点から
北九州を舞台に設定して
物語を書くと、今の日本の課題を
浮き上がらせることが
やりやすいのかもしれないというのが
僕の見方です。どうでしょうか?

2007/09/27

【グルインメモ】ケータイユーザーの実態

PCを使わずケータイですべてをすませてしまっている人ってどんな人なのか
自分の中で、いまいちつかめないものがあった。
2日間、グループインタビューをやったおかげで
かなり立体的にイメージできるようになりました。

■PCリストラ型
・もともとPCを家に導入したものの、対して使わなかった
必要な時だけnetcafeに行けば充分。
PCも昼休みだったら会社で使っても怒られないし。
それとケータイでだいたいのことができるから必要ないや。

■ケータイ依存型
・片道2時間の通勤時間。その間はゲームやヘッドフォンをして
ワンセグでテレビを見ている
メールもほとんどケータイで済んでいるし、
PCでやるといってもそんなにたいしたことはやらない
・常に持っているのでその中でできればパソコンは使わない
・電車の中でもわからないものがあったら、なんでもGoogleで検索する人も
(とにかくわからないことは何でも調べる&でてきたことは正しいという認識)

基本的には、パケ放題が当たり前で
機種の買い替えは13ヶ月〜2年。
ソフトバンクの料金プランの影響で今後は2年を
基本サイクルにする人が増えそうですね。
逆にいままでは、安くなる13ヶ月を待っていたという意見も多い。

■ひまつぶしの道具
だから人気のコンテンツは
ニュース、占い、オークション、ショッピング、クーポン、ゲーム
ケータイのサイトにあるもののイメージは上に上げられたものがほとんど。

逆に、PCでは当たり前のようなサービス
中古車検索、不動産探し、職探しなどなどは
メニューでたまたま見つけないと、あるということを認識していない。
また、能動的なアクションユーザーというよりは
ひまつぶしタイミングで見ているからなのか、
どうしても相場感をつかんだら、お店に行っての交渉材料的な使い方になっている。

そのために、ケータイをやっている時間はどこから捻出されたかというと。
雑誌や本の時間のシフトが強い。(自分で認識している部分だと)
ベット消費といわれる(言ってるのはオレだけ?)ベットに入った後に
安いモノや掘り出しものを見つけてつい買ってしまう購入モードも実際に確認できた。

ところで、ベット消費って夜だけなのかな?
朝起きたときのベット消費、もしくはサービス需要もありそう。

■別アイデア
ケータイでの検索が今後増えるときに
SEO以外に、ケータイでは結構影響されそうなのが
文字変換ツールの先読み変換で
登録されているかどうかが大きい。
PCではあまりないものの、ケータイでは先読み変換がメインなので。

これ、意外と商品としても売れそうだね。

若年層は「ロマンチック」を求め、シニア層は「ノスタルジー」を求める

マーケティングで人の欲求を考えるときに
必ず心がけていることがあります。

それは、できるだけで人間の根源的な欲求に
近いものを優先することを心がけることです。

確かに、カスタマーは細分化し
多様化し、くくるのが難しくなっていることは
間違いありません。
しかし、その背景となる動機は
なにかくくれるはずですからそちらを優先します。

で、商売のことを考えていて思ったのが
タイトルにもあるように
若年層は「ロマンチック」を求め、
シニア層は「ノスタルジー」を求めるというものです。

でも考えていくと、個人消費において
「ロマンチック」より強いものは内容に思えてきました。
音楽は、ヒット曲はほとんどラブソングです。
そして、ノスタルジーで過去のヒット曲を聴くことで
当時を思い出すノスタルジー消費で支えられています。

飲み屋はロマンチックにふったものが高単価で
稼げています。そして波はあるものの廃れません。
シニア層がおしゃべりする場所を探すために
ホットペッパーを使っているという実例もあるように
今後は、ノスタルジーを振りかけると
シニア層の社交場が市場として成り立ちそうです。

ケータイにお金が流れているのも、
多くはロマンチックです。これがあるから削れません。
そして、昔のケータイを機種変更してもとっておくのは
明らかにノスタルジーです。思い出が詰まっているからです。

と、考えていくと
やはり、今の消費キーワードを
「ロマンチック」と「ノスタルジー」で
整理できる気がしています。

ロマンチック、な商売は残っていくし、強い。
 音楽、飲食、ケータイ、、、高齢層が消費メインになるとどうなる?
 若年→ロマンチック
 老年→ノスタルジー
←ーーーーーーーーーーーーー→ロマンチック
     ←ーーーーーーーー→ノスタルジー
10代20代30代40代50代60代70代80代90代

図で書くと上のようなイメージです。
つまりロマンチックは全年齢対応の魔法のキーワード。
一方で、ある年代以上には
そこにノスタルジーを振りかけることで
より魅力的に思わせることができるって感じです。

またまた考え中の項目でした。

2007/09/25

えっ、MacPower廃刊。。。












































かなりショックです。マジで。
リニュアルしてから毎号購入してました。。。
業界的には休刊ということなんでしょうね。廃刊じゃなく。

マック雑誌からポジショニングを変更して、
クリエイティブライフをテーマにしたのも
執筆陣も創りも良かったと思います。
ターゲットに対して、どうやったらいい物がつくれるかは良くできていたと思います。
いいクオリアを発していました。

しかし、ビジネス的な課題はこのターゲットは
商業的に成り立つほどのボリュームがなかったということでしょう。
一部でNETの波とかいろいろ語られていますが、
雑誌でやるためには、高単価を払うターゲットでやるのは正解です。
ただ、どうしてもコンピューター雑誌という見られ方をしたので
高級ブランド系の広告が出てこなかったのでしょう。
実績や口座を開いてもらうまで時間がかかってしまいますし、
アスキーでは接点もなかったのが残念です。

あとはあり得るのは
このターゲットでここまでの内容であれば
モノクルのように、ベースを英語として
ワールドワイドな流通でやるしかなかったと思います。
この内容で、この執筆陣でデザインがテーマであれば
世界で定期購読層がついたはずです。単価が高くても。
となると、一般の流通網はあきらめて
そっちでビジネス的に成り立たせられたはずです。

とはいえ、会社ですから、
そこに資源を投入するぐらいであれば
撤退して、別に資源を投入して利益をあげるということでしょう。

でも、雑誌とかメディアは
それだけじゃないんですよね。
ここに関わっていた人たちは、他にいっても
それ以上のテーマやクオリアを出せるのかはわかりません。
ここまでの想いがつまったもの、
クオリティを超えるものができるかは未知数です。

ああ、残念だ。
僕が好きな雑誌はどうしても廃刊いなるなぁ。。。。
興味のある大好きな人がたくさん取り上げられている雑誌だったしなぁ。
以下敬称略で書き出してみても。。。
橋本徹、桑原茂一、高城剛、川崎和男、佐内正史、
佐藤可士和、長谷川踏太、坂崎タケシ、松浦弥太郎
あと誰だろう?んん。
ああ、やはりなんだか今の日本の空気は「喪失感」と読んでましたが
完全に、自分が「喪失感」を食らってるようです。。。

2007/09/24

iPod Touch届きました!













さっそくiPod touchのセットアップをすませました。
日曜日に届いたのですが、
充電やらセットアップやら
実際は仕事で外出してたりしたので
本日から稼働しております。

いかに、このUIが優れているかは
なかなか言葉では表現がしづらいですね。
サイトのデザインも変わりますね。
なんだ、このコンテンツに直で触れている感じは。
データではなくて、物質な感じがします。
これなら、ますますiTunes storeで
アルバムを購入する実感が沸いてきます。

しばらく、夢中になってみようと思います。
iPod touchをより使うために
日本でもスタバで無線LANが使えるようになってくれないですかね?

2007/09/21

Y世代のたんたんと過ぎていく日常と焦燥感。

まだ、Y世代について
いろいろと考察しているところです。
どこかでまとめたいと思いますが、
しばらくは気づいたことをアップしておきます。

■以下、メモ
「たんたんと過ぎていく日常と焦燥感」
焦燥感の背後には、
現在の自分を肯定できない気持ちが働いている。

すべては、焦燥感なのではないか?
今のキーワードは焦燥感。

すべての国民にとって
国を強くするために犠牲が払われている時代には
同じ方向に向かえばいいわけだし、
周囲を見ていても同じことをやっているので
安心感があった。

安心の対義語は、不安
不安がつのると焦燥感がかき立てられる。
だから、今の世の中の空気は
「焦燥感」で覆われている。

そして、焦燥感から逃れるために、
現実逃避ともとれるモノだけが
消費されている。
意味のないテレビ番組、
一時期の馬鹿騒ぎ、
不安をかき消してくれるカタログ雑誌。

なぜか、本質的な問題に向かおうとしない。
本質的な課題から逃れるために、
お金や時間や労力を払っている。

その本質的な問題が、自分個人が対応できることなのか
多くの人が対応しなければいけないのかも考えていない。
でも、多くのことは、自分個人が動くことで
対応が可能になるものが多いはずだと思っている。

周囲を気にしている意味が
今と昔では、異なっているのかもしれない。
昔は、みんなと同じことをやっているのが安心だから
周囲を気にしていた。
今は、それぞれに焦りがあるから
動き出した他人を監視するために、他人を気にしている。

2007/09/17

気になる言葉「がむしゃら」

がむしゃら。

昨日急に気になりだした言葉。
今、足りないのはこれかなぁと。

僕だけじゃないね。きっと。
上海に行って、思ったのはこれなのかなぁ。
がむしゃらな人。
しゃにむに頑張ってる感じ。
ああ、なんだかうらやましいなぁ。

ということで、いつも飄々とやってきた自分のことを思うと
もう一歩踏み出すためには、
「がむしゃら」が必要じゃないかと。

そう、なりふりかまわずな感覚ですね。

2007/09/15

上海NOKIA フラッグシップ店 建築中のディスプレイ



























帰ってきたにもかかわらず
上海ネタが続いていて、申し訳ございません。

このblogはネタ置き場でもあるので。
ちなみに、僕も上海ではNOKIA E61の
おかげでちゃんと電話連絡がつきました。

笑顔がモチーフになっていると
普通のアイデアではあるのですが、
ここまでの量で、この場所でやられると
注目度はものすごく高かったですね。

上海は日本の未来だ。二極化の姿に直面して













なぜそんな逆行したことを考えたのか?
上海が日本になる途中なのではないのか?
そんなふうに思われるかもしれませんが。

上海で一番感じたことは、この二極化の行く末です。

裕福な人たちは、世界とつながり
世界基準の生活を謳歌できる。
もちろん、仕事も報償も世界基準だ。

一方で、何もない人たちは
道に座り込み、お金を強請る。
みんなが貧乏だったころは、
何も感じなかったが、
裕福な人が出たことで相対的に
自分たちのあり方に怒りを感じる。
それは、どこに向けたらいいのかわからない怒りだ。

日本で今後ますます進行する「二極化」「格差社会」とはこういうことだ。
すでに、全体に富を配分できる時代ではない。
国が豊かになれば、自分もおこぼれを自動的にもらえる時代じゃない。
世界基準で働く機会が生まれる一方、
あきらめが慢性的に漂い、仕事も生活もできない人が出てくる。
幸福とは、相対的に感じることが多いため、
この人たちにとっては、許し難いことになるだろう。

上向きのベクトルの上海では「二極化」はなんとか溶け込んでいる。
一方で、下向きのベクトルの日本では
二極化が起こることを具体的にブレイクダウンして
語らないことで、イメージさせないことで蓋をしている。
格差社会と言っておきながら、その具体的な姿はイメージさせない。

どちらがヤバイかというと、それは日本だろう。
今回の上海行きのおかげで
言葉の上では理解したつもりになっていた「二極化」「格差社会」の
本当の意味が腹に落ちた。

























庶民向けの20元もあったら腹一杯になる食堂と
100元単位の料理が並ぶ高級店。
服の価格差だったて尋常ではない。
もちろん、質も違うってことだが。
その異なる層が同じところにごった返している。
上半身裸の人と、ブランドを身につけた人が一緒の道に存在する。
そんな社会をいままで見てこなかったから
特に感じたのかもしれない。

2007/09/13

磁場について考える。上海M50 莫千山路

上海に来て、引き続きいくつかの疑問を検証中です。
その一つが、この「M50」莫千山路50号です。
なにかという、この川沿いの工場密集地帯に
アーティストが住みだして、NYのソーホーのようになった場所です。
工場をそのまま使って、ギャラリーなどになっているので
これがまた、オシャレだったりします。

上海に数日いると、その混乱ぶりに
最初は興奮するのですが、自分の場合は
整理された、美しくて、驚きのあるもの、
特にアート、デザインに飢えてしまいます。
それを埋めるために行ったのが、M50です。
まあ、とにかく写真を見てください。




































それで考えていたのが、
土地の持つ磁場であり、人が人を呼ぶ磁場についてです。
歴史上、何度もこのような磁場が役割を果たしたことがあるように思えます。
とくに、クリエイティブ系は多いように思います。
・パリのカフェ
・NY。特にウォーホールのスタジオ
・ときわ荘
・下北沢のZOO(90年代の渋谷系発祥の地)
etc.
まだまだ、メモ的ですが。
そんな磁場を発生させるような都市計画が必要ですよね。
でも、行政がやり出すと反発するのもアーティストであり、
お金のにおいがすると入ってくるのが企業であり
そうするとバランスが崩れるわけですよね。
ここのところが難しい部分だと思うので
今後も引き続きこの問題について考えていきます。

2007/09/12

上海にいますが、「上海らしくない」写真を

上海に来てからbloggerを利用している
blogにアクセスできないような気がするのですが、
そんなことないですか?

こっちの環境のせいでしょうか?

さて、初上海ですが
ケータイもE61にSIMをさせば問題なく
通じます。いつものFOMAの番号に普通にみんな電話してきます。
docomoは問題ないのですが、softbankから電話が来ると
そのたびに電話番号が変わって、だれからの電話かよくわかりません。
それぐらいですかね。問題は。
と思っていたら、docomoでも番号が変わるみたいです。
現地のキャリアによる問題ですかね?


とにかく、なんとなく写真を数点アップしておきます。












上海美術館の中にあるcafeなのですが
なんだか光も含めて、とても居心地のいい空気が。
最近、こういう空気感って日本じゃなくなってきてますよね。
上海っぽくないんだけど、なんだこのクオリアは?













これ、上海のスタバで窓際の光が綺麗だったのです。
なんでしょう?この感じ。
スタバの中にいるとどこの国にいるのかよくわからなくなりますが
なにか輝くような希望がこの国にはあるのが伝わってきませんか?













もう一つ、自転車のスポークデザインです。
こういうデザインって、日本ではもうないですね。
色、素材、質感、デザインすべてがあわさってこれです。
付加価値が高い位置づけにあるわけではなく、
庶民が何も感じずにつかっているデザインがこれです。
恐るべし。

2007/09/10

上海に行くことにしました。











渋谷からリムジンバスで成田に向かうときの画像です。
10日(月)から14日(金)まで上海です。
もちろん、こっちでもnet環境もあるし、快適です。

海外からの視点でいろいろと考えてみようと思います。
特に、日本と違ってベクトルが上を向いている国ですから
違う視点がもてるかもしれません。

2007/09/09

【書評】「芸術脳」茂木健一郎さん




茂木さんの本は、ついつい買っちゃいます。
もちろん、それだけの「何か」が得られるから。
この「芸術脳」も待ち合わせをしていた
書店で見かけてすぐにレジに持って行きました。

「芸術脳」はdictionaryというフリーペーパーでの
対談連載をまとめたものとなっています。
dictionalyでの連載は、フリーペーパーだけでなく、
podcastでも公開されています。
http://www.clubking.com/news/


普通の対談モノに比べて、
茂木健一郎さんの対談モノは、相手に触発されて
茂木健一郎さんが何かすごいものをはき出すので
そのたびに、相手も次のスゴイモノを
ぼそっと出しちゃうのですよ。
「芸術脳」が出る前から
podcastやフリーペーパーで読んでいたのですが、
また、その聴いていたときの思い出しながら
たくさんの気づきがありました。

僕の中でのオススメは「佐藤雅彦」さんとの対談です。
これは、もうものすごい情報量です。
studiousな状態が、欲しくて欲しくてたまらなくなると思います。

こうやって考えてみると
誰と誰が会うのかで新しいものが
創造されることの可能性を
とても感じますね。

僕も
できるだけ人に会って
こういう驚きや
創造を手に入れていきたい。


(登場するクリエイターのみなさん:掲載順)
●佐藤雅彦
●内藤礼
●小野塚秋良
●いとうせいこう
●松任谷由実
●ヒロ杉山
●リトル・ブリテン
●菊地成孔
●天野祐吉
●リリー・フランキー

プロデュース:桑原茂一
装幀・装画:エンライトメント
執筆・構成:吉村栄一

芸術脳

2007/09/06

柏崎刈羽原発の運転再開は危険です。

「おやすみなさい、柏崎刈羽原発」という
運転再開を反対するための署名サイトです。
https://www.sitesakamoto.com/unplug_kariwa/index.php
もちろん、僕も署名しました。

賛同者は以下の人たち
賛同者:
坂本龍一、 高橋健太郎、 shing02、 吉原悠博、 飯野賢治、 空里香、 吉村栄一、 山口モトキ、
大林ミカ、 高谷史郎、 村上龍、 SUGIZO、 名和晃平、 大貫妙子、 松武秀樹、 サエキけんぞう、
青木孝允、 桑原茂一、 濱野貴子、 高田漣、 高野寛、 カクマクシャカ、 米田知子、 谷崎テトラ、
西健一、 テイ・トウワ、 祐真朋樹、 石川直樹、 平間 至、 堀信子、 田島一成、 飛矢崎雅也、
瀧本幹也、 佐々木直喜、 椎名和夫、 kyoka、 もりばやしみほ 、 Oto
(以上、artists' power)
田中 優(未来バンク)、 辻信一(ナマケモノ倶楽部)、 中村隆市(ナマケモノ倶楽部)、
信藤三雄(CONTEMPORARY PRODUCTION)

新iPodシリーズ iPod touch購入しちゃいました!











本日、iPodシリーズが新しくなったので
すかさず、apple storeをチェック。

1click設定をしているので
ついついそのまま購入してしまいました。

で、何を買ったかというと
iPod touchの16GB

以前、iPhoneが日本で出たら絶対に買う!
とこのblogに書きましたが
電話機能以外はiPhoneのiPod touchが出たので
そりゃもう即決です。
5万円弱という価格でしたが
applestoreの3000円のクーポンを使用。

届くのは10月頭ですが楽しみですね。
どんな使い方しようかなぁ?


そういえば、今回のiPodシリーズリニュアルの前に
新しいiPodの名称はiPod!になるのではないかという
なかなか素敵な噂が流れていました。
!を後ろにつけるだけで
ひっくりかえしてもiPod!になるというアイデアです。
素敵な発想ですね。