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2010/05/19
「ソーシャルメディアでの集客」の波が最初にやってくるのは「飲食店」?
アメリカに行くと飲食店で上の写真のような表示を見かけますよね。
流行っているお店ほど、こういったソーシャルメディアの紹介を見かけ ます。
日本で考えても、クチコミが多く行われているのは「飲食店」と
型番商品である電化製品・パソコンなどの商品です。
型番商品では、各販売店へのクチコミというよりは
その製品自体=メーカーに対してのクチコミでした。
しかし、「飲食店」ではチェーン店でない限りは
直接クチコミと対面しなくちゃいけない立場にあります。「さらされて」いたわけです。
クチコミじゃなくてもお客さんと直接やりとりしますから。
そのためか、ソーシャルメディアで集客の波が来ても、
飲食店は浸透していく土壌ができているように思われます。
クレームが来てもキチンと対応する経験があるので、及び腰じゃないのかもしれません。
いままでは、お客さんがクチコミをしてくれるのを待つ受動的な対応と、
集客サイトに広告を掲載することでのバクチとしての集客。
この二本立てをやってきました。
しかし、今後は集客までも、ソーシャルメディアが中心になってくるでしょう。
ソーシャルメディアによる集客となるといままでと何が異なってくるのか?
広告での出広量、打ち出すメッセージやイメージなどでの「お化粧」の時代から
「正直は最大の戦略」が中心となる古き良き時代の店舗集客手法と一緒になるでしょう。
おいしいものを、適正な価格で提供し、
純粋想起として上位に上がってくるような「売り」のあるお店は
やはりクチコミにのぼってきますし、誰かにリコメンドしたくなるものです。
さらに、クチコミにこまめに返答したり、
寄せられた意見をもとに、時にはサービス改善を柔軟に行うことが重要になります。
そういった意味では店長や経営者が積極的に関ることが求められるます。
あとは、人間力あふれるコミュニケーション能力とまめさが必要になります。
そうそう。このネタを思い出したのは、
「空気読み企画術」で担当していただいた編集者の滝さんが
次に手がけているのが「小さなお店のtwitter繁盛論」。
それでこのネタを思い出しました。
この本の著者である@hitoshiさんの「豚組」は
ソーシャルメディアで集客するための条件を備えていると思います。
別に、twitterだけでなく今後Facebookなどでもやっていかれることと思います。
「お店」=「人柄」を発信して、コミュニケーションしていける運営者が
ますます重要な社会になりそうですね。
追記:そうか「飲食店」に近いポジションなのが「書籍」かもしれません。
もちろんメーカーである出版社の商品なのですが、著者という書き手に対する
コメントが集まりますから。。。あ、自分も実践してますねぇ。図らずも。
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