「10年後・・・」「2020年・・・」と思い浮かべるときに、自分の年齢を尺度として「ああ○○歳になっているなぁ・・・」と想像していました。
将来を考えるときに、「自分」という目線で未来予想・計画をしていたのです。
子供が生まれてから(まだ生後2ヶ月の双子ですが・・・)、「自分」という目線にプラスして「子供」というものさしを手にしました。
自分の10年後(38歳が48歳)には、劇的な変化がないような(いや、あるかもしれませんがw)気がしますが、子供が0歳だったのが10歳になっていることをイメージすると、リアリティが大きく異なります。
大きな差は、成長すること・変化することが確実に予測でき、できることやチャンスが多くなっているからでしょう。
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10年後、20年後・・・と未来をイメージするときに、自分の年齢以外のものさしを持っていると見えてくるものが違ってきます。
そして、見えてくるものが違ってくるからこそ、リアリティを持ってその時に向かって何をするのか? どう備えていくのか?を真剣に考えることができます。
「子供の年齢のものさし」は、今の日本に住んでいる人でも、イメージしやすい例だと思います。一方で、今経済が成長している新興国に住んでいる人は、「都市の成長のものさし」を持っているのかもしれません。
そして、2020年の東京オリンピックも昨今の日本で珍しくみんなが確実に予想できる「もう一つのものさし」の一つでした。
真剣に未来のチャンスと向き合うために・・・、大きな変化に備えるために・・・。人間はリアリティをもって想像できないとなかなか動けないものです。
「自分の年齢以外のものさし」は、未来を考えるときに、脳が現実の課題・機会と同じように捉えるための有効なツールなんだろうなぁ。
関連エントリー:浮かれるな。7年後どうなるかは自分たち次第。
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