昨日、某勉強会で加藤順彦さんのお話を聞いてきました。
(ここに書いてもいいようなことだけ書きますね。クローズドな勉強会なので)
加藤さんが学生ベンチャーから初めて、
NIKKOの創業から成長、GMOへの譲渡。
ダイヤルQ2からインターネットへと、
日本でも新しいマーケットが生まれて追風が吹く時代の経験。
そして、急激な官僚による規制。
クライアントやマーケットが急激に冷え込み
信用収縮を起こしてしまう様などなど。
実体験を臨場感を持って、熱く熱く語っていただきました。
「日本という市場が縮小していることから、官僚が規制で
ベンチャーを締め出し、信用収縮が起きて官製不況が起きている。
小泉政権以降、ずっとこの状態が続いている。
だからこそ、日本の外で活躍する起業家を育てることで
結果的に、日本を外から揺さぶって刺激を与える。」
この考え方に、すごく共感しました。
やっぱり現状を打破するには、
既存の仕組みの外から、日本を揺さぶらないとダメですよね。
私も同じく、既存の仕組みを揺さぶるためには
モルモットとして、「その他」の生き方を提示して
後についてくる人が増えていくことによって、
既存の仕組みに亀裂を生じさせるしかない、と考えています。
なぜなら、日本では加藤さんがまさしく体験したように
派手にやってしまうと、目をつけられてつぶされてしまいます。
見せしめとしてやられてしまうのが日本社会の仕組みです。
加藤さんが、シンガポールなどアジアでの起業を支援することで
日本人が起業にむいていないのではなく、
官僚が作っている日本というシステムが問題だということを
証明しようとしている動きにはとても共感します。
ますます成長するアジアというキーワードに対して
自分がどう関わっていくのがいいのか?何ができるのか?
考える非常にいい機会になりました。
にほんブログ村