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2011/03/02

「既存の仕組み」の外から、日本を揺さぶる

昨日、某勉強会で加藤順彦さんのお話を聞いてきました。
(ここに書いてもいいようなことだけ書きますね。クローズドな勉強会なので)

加藤さんが学生ベンチャーから初めて、
NIKKOの創業から成長、GMOへの譲渡。
ダイヤルQ2からインターネットへと、
日本でも新しいマーケットが生まれて追風が吹く時代の経験。

そして、急激な官僚による規制。
クライアントやマーケットが急激に冷え込み
信用収縮を起こしてしまう様などなど。
実体験を臨場感を持って、熱く熱く語っていただきました。

「日本という市場が縮小していることから、官僚が規制で
 ベンチャーを締め出し、信用収縮が起きて官製不況が起きている。
 小泉政権以降、ずっとこの状態が続いている。

 だからこそ、日本の外で活躍する起業家を育てることで
 結果的に、日本を外から揺さぶって刺激を与える。」

この考え方に、すごく共感しました。
やっぱり現状を打破するには、
既存の仕組みの外から、日本を揺さぶらないとダメですよね。

私も同じく、既存の仕組みを揺さぶるためには
モルモットとして、「その他」の生き方を提示して
後についてくる人が増えていくことによって、
既存の仕組みに亀裂を生じさせるしかない、と考えています。

なぜなら、日本では加藤さんがまさしく体験したように
派手にやってしまうと、目をつけられてつぶされてしまいます。
見せしめとしてやられてしまうのが日本社会の仕組みです。

加藤さんが、シンガポールなどアジアでの起業を支援することで
日本人が起業にむいていないのではなく、
官僚が作っている日本というシステムが問題だということを
証明しよう
としている動きにはとても共感します。

ますます成長するアジアというキーワードに対して
自分がどう関わっていくのがいいのか?何ができるのか?
考える非常にいい機会になりました。







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