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2011/02/17

「人間は環境に最適化する」だから、常に後進のほうが優秀なんだよね。

もともと環境に最適化した結果、我々がいると思っています。
しかし、そのことを忘れて、どんどん進化していく下の世代に
「今どきの若いものは」と言い続けて来ているのも事実です。

さて、2011年という今を考えると、
僕は「デジタルネイティブ」といわれる世代の感覚が
次の常識になることが間違いないと信じています。

特に感じているのが以下2つです

・どのコミュニティでも1つの人格を露出
 家族にも、ビジネス関係のネットワークでも、
 趣味の仲間でも、大学時代の友人にも、全部同じ「顔」を見せる。
 ライフスタイル全部を公開していくことに、やましさがない
 個人の行動、趣味思考もすべて公開することに抵抗がない

・「自己顕示欲」よりも「自己効用感」
 他人と比較して、グレードの高いモノを持っていたい。
 強く見られたい、偉くみられたい、お金持ちに見られたい…
 といった自己顕示欲求があきらかに落ちてきています。
 その代わり、誰かの役に自分が立ちたい…
 自分や周りの人が幸せになるように貢献していきたい…
 という自己効用感を非常に重視してきています

「1つの人格で自分を露出」は世界同時に進んでいきそうな進化で、
後者の「自己効用感」は、日本などの先進衰退国wで
世界に先駆けて起きていく進化だという分析をしています。

下の世代との概念の違いをネガティブに捉えて、嘆くのではなく
ポジティブに進化している人たちだと見ると、多くのヒントが得られます。


先日は「創職」や「露出リテラシー」を実践している
玉置沙由理さんに会って、濃い議論ができました。
来週には、書籍「フェイスブック」を出版したばかりの
イケダハヤトさんと会います。

二人とも、私より一回り下の進化した世代の中の
さらに、炭鉱のカナリアのポジションを務める人たちです。
あれ、ポジティブな表現はファーストペンギンかな?
本当に楽しみです。




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