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2007/11/21

日常を「旅」と定義することで、見えてくるモノ

BRUTUSからBRUTUS TRIPが出るらしいです。
コンセプトは日常をTRIPするというモノ。

同じようなコンセプトで「bp」(ビーパル)が
雑誌を出していた記憶があります。

「旅」に出ることに対して
何か大きな意味づけがされているように思えます。
そして、多くの人が「旅」することに
非常に惹かれる背景があるはずなので
ちょっとまとめておきたいと思います。

大きくわけると以下の3つ
・旅に出ることで、ルーティンな日常からの脱出できる
・旅に出ることで新しいコミュニケーション、出会いがある
・旅に出ている間は、自分が時間の使い方を決められる

現代の我々が求めている欲求は
以下の3つの言葉にくくれる気がします。
「日常からの脱出」
「新しい出会い」
「時間の使い方の決定」

コミュニケーションに関してのビジネスがたくさん生まれ
(ケータイ、メール、SNS、出会い系、コミュニケーション術の本などなど)
時間の使い方に関してのビジネスも年々大きくなっている気がします。
(時間の使い方の本、職住近接、朝時間の活用、ワークライフバランスなどなど)

このような現代のわれわれが抱えている欲求の
ソリューションが、実は「旅」だったということかもしれません。

僕のマーケティングのときの観点として
大事にしているのが、「人間の欲求に近いものは強い」という考え方です。
ラブソングが永遠にあり続けるように
旅も、テーマとして永遠にアリ続けるでしょう。