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2007/11/25

考え中。メモ。

考え中。
自分のメモなだけかも。

美のプロデューサー
誕生日占いで、出ていたキャッチフレーズだけど
とても気になるフレーズ。

「目利き」としていい物を選ぶことを続けたい。
そして、それを誰かに教えてあげたい。
編集者&DJとしてのバランス感覚やピックアップ能力みたいなものですかね。


いい場を創り出す
自分のやってきたメディアやチーム作りで
いつも気にしていたのはこれだったなぁ。

メディア作りも場作りですし、
いい雰囲気の場を作り出すのは、DJ活動も同じなんだよな。


大きく、この二つのことについて考えています。
よくよく考えてみると、今まで自分が夢中になってやってきた
メディア設計や立ち上げ、編集者としての仕事、DJなどなど
全部、この二つに当てはまるんですよね。

もっと新しいことを、実践したい。
もっともっと情熱を持って仕事をしたい、と。
で、そのために自分が今何をやるべきかを模索しています。
IDEOのことやエムアウトなど
最近いろいろ調べているのもこのためです。

自分に、このような「問い」を設定しているので
アンテナをはっている状況は構築できています。
後は、考えて、行動しているうちにぶつかる
セレンディピティを待つばかり、ですかね?

「成功のコンセプト」三木谷浩史 幻冬舎

以前、もらった本をこの連休で
お風呂に入っている間に読み終えました。

連休中は、1日遊び
後残りの2日は、本を読んだり
今後の計画を立てることに時間を使っています。
それでも、やりたかったことの半分も終わっていない。。。

さて、「成功のコンセプト」ですが
三木谷浩史さんの楽天を創業して、育ててきた中で
大切にしてきた理念を語っている本です。

非常に当たり前のことを言っているのだと思いますが、
それを継続して、実践し続けてきたことが
本当の「成功のコンセプト」だと思います。

■はじめに

■第一のコンセプト
常に改善、常に前進
・改善は人が未来を切り開くための強力なエンジンだ
・未来へのビジョンを信じて改善を行っていく
・改善は凡人が天才になる方法
・激変する時代に対応するために必要なのは日々の準備だ
・成功している時こそ、自分を否定する勇気を持つ
・適切な目標がなければ改善しても意味はない

■第二のコンセプト
Professionalismの徹底
・仕事を人生最大の遊びにできれば、誰でも有能なビジネスマンになれる
・仕事は誰のためでもなく、自分のためにするものだ
・小さな手漕ぎボートでも、僕は自分で作った船で新しい潮流に乗り出したかった
・なぜ楽天はプロフェッショナル集団を目指すのか
・面白い仕事はない。仕事を面白くする人間がいるのだ

■第三のコンセプト
仮説→実行→検証→仕組化
・コミュニケーションの潜在的な欲求が、楽天の急成長の秘密でもある
・仮説は右脳と左脳のキャッチボールから生まれる
・新しいことにチャレンジし続けるために

■第四のコンセプト
顧客満足の最大化
・個人をエンパワーメントすることが、僕の仕事のモチベーションだ
・顧客満足がなければ事業は成り立たない
・インターネットは全国の商店街も元気にすることができる
・現代の買い物はエンターテイメントだ
・顧客満足を最大化することを忘れてはならない
・当事者意識を持つことが様々な問題解決の鍵だ

■第五のコンセプト
スピード!!スピード!!スピード!!
・なぜスピードなのか?
・スピードを上げると仕事の質も喜びも変わってくる

■おわりに
インターネットが変える世界はリアルそのものだ

「欲望する脳」 茂木健一郎 集英社新書

集英社新書から出た茂木健一郎さんの新刊
「欲望する脳」を読み終えました。

集英社のPR誌「青春と読者」に
連載されていたものをまとめたものですが、
一気読みすると
大きな流れでメッセージを受け取れました。

脳のことを考えていると
時代の求めているモノ、
動いている方向の理由が一番よく把握できるのかもしれません。
そのことが、僕が茂木健一郎さんの新刊が出ると
すぐに購入して読んでいることの理由です。
blogにアップされている講演の音声ファイルも
すぐに聴いています。

受け取りながら、感じた些細なことをメモしておきます。
・高校生の時に「孔子」と「老子」のどっちが好きがで議論したことはないなぁ。僕は。

・「ある人の価値は、何よりも、その人がどれくらい自分自身から解放されているかということによって決まる」(アインシュタイン)※引用

・現代人は、誰でも、多かれ少なかれ、一人で複数の文脈を引き受けて生きる「多重文脈者」である。このような流動化は、恐らくは高度経済成長時代に次第に顕在化し始めていたのだろうが、1990年代以降の、インターネットや携帯電話、パソコンなどのITの爆発的な発展が、そのような多重文脈の引き受けをさらに進展させた。※引用

・自らの欲望を追求することを肯定する心情は、ニートの若者と億万長者の起業家との間に通底しているのであろう。※引用

・茂木健一郎さんは、人と対談をするという場に自分を追い込んで、そこで問いを強制的にぶつけられることで、自分の考え方をOUTPUTしているように感じた

・インターネットや労働の価値、価値を生み出さないゼロサムなお金儲け主義についても、かなり記述してある

・「学習依存症」に僕もなりたい。というか、すでになり始めているのかもしれない。学習すればするほど次のことが見えてくる。

・「宝くじとは、無知への課税である」※引用

・この値段で、こんだけのpoint of viewが得られるのは、ありがたい!






■茂木健一郎 「欲望する脳」
01 心の欲するところに従うこととは?
02 欲望に潜む脆弱性
03 意識ある存在にとっての倫理
04 主語に囚われずに考える
05 個別と普遍
06 現代の野獣たち
07 現代の多重文脈者たち
08 子供であることの福音
09 「精しさ」に至る道筋
10 私の欲望は孤立しているのか?
11 デジタル資本主義時代の心の在処
12 人間らしさの定義
13 夢の中ではつながっている
14 欲望にの終わりなき旅
15 容易には自分を開かず
16 近代からこぼれ落ちた感情
17 不可能を志向すること
18 アクション映画とサンゴの卵
19 欲望と社会
20 一回性を巡る倫理問題
21 魂の錬金術
22 生を知らずして死を予感する
23 学習依存症
24 一つの生命哲学をこそ