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2013/06/26

見逃しちゃいけない「次の兆し」をつかむには?


よくイノベーター理論をあてはめて、自分が取り組んでいるものがどの位置付けにあるのかを意識するようにしています。


via.http://jma2-jp.org/wiki/index.php?イノベーター理論

目の前の事象に夢中になっていると、視野が狭くなり、自分がやっていることが社会的にどの位置付けのものなのか?今後、重要になってくるものなのか?それとも衰退期にあるものか?を意識しなくなるためです。

もちろん、個人的な趣味であればそんなことを意識する必要はないのですが、仕事上、マーケットを意識することや、今後の社会的ニーズを考えることを無視するわけにはいかない・・・。

さて、表題にある「見逃しちゃいけない次の兆しをつかむには?」ですが、自分では人でフィルターをかけることだと思っています。

人でフィルターをかけるとは、自分が「この人のセンサーは面白い!」と感じる人の行動をウォッチすることです。さきほどのイノベーター理論でいうところの身近にいるイノベーターにアンテナをはっておくのです。

この「炭鉱のカナリア」である身近イノベーター複数人が、同じような動きを始めたときは要注意。話を聞いて見たり、議論してみることで、根底にある社会的な問題意識を発見することができます。


身近なイノベーターたちが身を挺してやっている動きが本当に興味深い!

例えば、僕の周りの「炭鉱のカナリア」に共通しているのは、会社選び。就職でも転職でも、社会的に評価がボロボロのときに入社し、社会的にピカピカになっているときには辞めて次の行動を起こしていたりします。(逆の行動を取る人を、その会社のアラート信号として見ているときもあります)

これは、別に会社だけでなく、投資対象やこれからホットになってくる都市、遊び方、ライフスタイルなどにも共通してあてはまります。

そして今は、東京だけでなく他のエリアで面白いことをやっている人と繋がって、次の仕掛けを公私混同で取り組んでいるのが兆しとして顕在化してきています。地方で面白いことを企てている本当にピカピカした人に、イノベーター的な層が引き寄せられています。(あくまで、僕の見えている範囲での観測ですが)

自分が信じたことを、口だけでなく、身を挺して、身体を使って実現していく。そんな人が身近にいるからできるんだろ、と言われてしまえば、その通りなのです。


本当に自分の欲求に素直に動くこの人たち。一番どうなるかわからないタイミングで自らもがきにいき、今からマーケットがおいしくなり刈り取れるころには、次の興味へ移っていく

こんな人の動向を追ってみるのは、人生を楽しくポジティブに愉しむためにも、自分の気持ちに素直に従って生きることを肯定するためにも、オススメですよ。

まあ、僕も同じ穴のむじなですが。。。

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2013/06/21

「属人的/局所的/偏在的」アプローチ


今週やった自分主催のイベントの中で、「属人的/局所的/偏在的」というキーワードが出てきました。

学校教育をはじめ、行政の問題でも、現在スタックしていることの多くは、「ルール・システム/全体最適/平等性」を求めすぎた結果から起きていると思います。

システムの中にいる一人一人、教育者も行政の中で働いている人も、多くは人間として信頼できる人です。ただし、公共の役割のある組織や、社会的な影響が広範囲におよぶ組織であればあるほど、「平等性」や「ルールに従って公平にやる」ことを求められます。

だからこそ、僕らのような小さく小回りの利くチームは、公共の組織や大きな影響力のある組織ではできない「属人的/局所的/偏在的」なアプローチで、課題を解決していく役割があります

どっちのシステムが優れているかとか、お互いを攻撃する必要もなく、うまく役割をわけて協業する時期なのだと思います。

「属人的/局所的/偏在的」のアプローチこそが、DIYスピリットで自分たちの範囲を、自分たちに楽しんで改良していく方法なのだから。そして、こんな楽しい方法ができるのも、大きな組織や公共の組織が「ルール・システム/全体最適/平等性」を担保してくれているから、だよね。


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2013/06/13

同じスピード感の人とは仲間になりやすい


異業種だろうが、業界が違っていようが、「スピード感」が同じ人とは物事が自然と前に流れていきます。逆に、スピード感やタイミングが合わない人とは、ついつい疎遠になってしまいます。。。

近くにいることよりも、年齢が近いことよりも・・・体内時計の周波数が同じかどうかのほうがよっぽど大事だなぁ、と最近実感しています。

昨夜もとある人の送別会で集まったはずなのに、結果的に意気投合して6人で新しい企みの話となっていました。

こういったスピード感や同じ価値観を共有している(Blogでその人の主張を知っている)からこそ、ちょっとした集まりでも、気がつくと企み話を自然としています。なんと、帰宅すると、facebookでグループまで立ち上がっていました。

スピード感は早いことが必ずしもいいわけではなく、同じテンポであることが重要です。音楽で言うBPM(Beats Per Minute)を合わせるような感じで、同じテンポを持っている人とは気持ち良く前に進めるんですよね。

仕事をしていくなかで、やっぱり人が大事だなと思ったんです。昔だったら、どこの会社とつながりがあるとか、どこに工場を建てるとか、そういうことがすごく重要だったんですけど、そんなことよりも、どのような人に会うか、どのような人が仲間になるかがよっぽど大事だって、ずーっと感じていたんです。(糸井重里「楽しいからこそ、仕事はできる」  糸井さんと、これからの働き方を考えてみた(上) | オリジナル - 東洋経済オンライン

糸井さんが言っている「どんな人が仲間になるか」に、このスピード感、テンポが大きく影響していると、僕は経験上にらんでいます。


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2013/06/06

他人の話を「こうもり」のように聞くと、発見が多い



ここのところ、新しい案件やら、新しく知り合った方など含めて、じっくりとお話しする機会が重なっていました。

自分はじっくりと腰を据えて、誰かの話を聞くことが大好物なんだなぁと、再認識していました。

僕が誰かの話を聞いているときに、イメージしているのは「こうもり」です。こうもりというと、あんまりいいイメージはないのかもしれませんが・・・

絶対的にその人を見ようとせずに、自分を投影しながら相対的にその人の話を聞こうとしています。まるで、こうもりが目で対象物を捉えるのではなく、超音波による音の反響で、対象物との状況を把握していくように。

絶対的な捉え方をしているとその人の今の「職業」「肩書き」や「業界」など、今やっていることの情報で人をクラスタリングしがちです。

しかし、自分との距離で相対的に話を聞いていると、「共感できる部分」「共通点」「自分と比べてはみ出ている部分」「自分にとっては大切なのに、相手にとっては重視していない部分」など、その人の信条や動機を見ることができます。

よく言う、「多くの人に会って話を聞くことで、自分の形が見えてくる」というのは、「こうもり」のように自分との距離をはかりながら話を聞くことで、結果的に自分像が浮かび上がってくるということだと思います。

となると、僕は、他人が好きだからじっくり話を聞いているのではなく、もしかしたら「自分好き」だからこそ、他人の話を深掘って聞きたいのかもしれないですねw

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