311以降には、想いを持った個人が行動することで現状を改善していける力を感じました。一方で国や官僚などの旧態依然としたシステムがもはや機能しないことも証明されました。
そうか。もう「個人」の時代なんだなぁ。想いを持った個人が、共感した人たちと行動を起こしていくことが社会を変えていく原動力の時代なんだなぁ。
昔は政治家になる必要があったのかもしれません。官僚にならなくちゃ社会を動かせなかったのかもしれません。大企業にいなけらば無力だったのかもしれません。
しかし、どうやら古いシステムは機能しなくなり、新しいルールで世の中が動き始めています。どんどん個人にパワーがシフトしています。会社というレイヤーや、国というレイヤーに依存する必要性が低くなってきています。
我々には、この現状を認識した上で、どう動くかの選択肢が与えられているのです。国や官僚を信じてお祈りしづけることも、自ら機会を捉えて行動することも。
もちろん、僕は後者の機会を捉えて自己責任で行動するほうを選びます。ダグラスの言うとおりで「コンフォートゾーンからリスクを取って出て行かなくちゃ」。
ということを、届いたばかりの高城剛さんの「時代を生きる力」を読んで、また強く思いました。この本の後書きにも書いてあるように、イノベーター層のさらにイノベーターしか、動き出さないのかもしれません。けれども、変わろうとする人だけでも変わっていくことが大事だと信じています。
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