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2011/06/13

自分の肩書きが既存のものでしっくりきたら、負け。自分コモディティ化禁止。

自分のやっていることをうまく表す肩書きって難しい。。。

すでに世の中に類型される仕事をやっている場合は説明ができるのかもしれませんが、自分の場合、いまだに自分の仕事を何と説明すればいいのか、いまだにしっくりきません。

もしかしたら、自分でもあえて世の中にすでにない仕事のやり方を志向していて、肩書きがしっくりくるようになったら負けと思っているような気がしてきました。

メディアプロデューサ−、新規ビジネス設計、コンセプト設計、メディアコンサルタント、ライター、編集者・・・

すべて僕がやっている仕事です。

そして、僕は自分が何が得意なのかがよくわかっていない気がします。正直言って。だから、会社名もサービスが固定されない「空気読み」というふんわりした名称を付けています。相手から頼まれている間に、いつしか自分の職種が増えていっている感覚です。

今後、必要とされる仕事はますます過去に定着してきた職業ではなくなっていきます。どんどん職業のハイブリッド化が進むようになるでしょう。

コンテンツを作る仕事では、写真もデザインも文章も自分で作れる上でディレクションができる人が重宝されてきました。IT業界では、プログラムの書けるサービスプロデューサーがいればすむことがたくさんあります。
学問でも、「学際」といわれるハイブリッド領域が重要になってきているように。

結局、関連性の高い仕事を掛け合わせていくことで、自分がコモディティ化してしまうことを避けていくことが、生き残っていくための条件になっていくでしょう。

厳しいことのようにも感じますが、掛け合わせていくことで仕事を通して見えることが多くなり、次から次とチャレンジしたくなることが増えていく楽しみを得ることができます。

繰り返しになりますが、私には自分が何屋さんなのかはっきりわかっていません。でも、一生をかけて何か一つのプロフェッショナルになるよりも、多くのことに挑戦していくことで毎回新鮮な経験をしていくことを今後も選んでいくと思います。その中で、振り返ってみたら新しい職種が生まれているかもしれません。

世の中が変わっていくタイミングには、ハイブリッドな仕事のやり方をすることでリスクを軽減する生き方をする人が増えるタイミングなのでしょう。


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