ここのところ、続けて少人数(5人以下)の会社で面白いことを仕掛けている人たちと飲むことが続いています。
今週もレベルQの田中さんと、タラコデザインの本多樹(大学時代からの友人)と飲んでました。
レベルQでは、「おごるTV」「東京ナイロンガールズ」や「オトナコドモラボ」などを運営
タラコデザインでは、「勝手に高崎応援フリーペーパー IC10」や、「高崎おばさん.com」を運営
株式会社空気読みもそうですが、少人数の会社には営業部隊がいません。しかし、なぜか仕事のお声がけをいただき、そこから自分たちも興味の持てることをプロジェクトとして取り組んでやってきています。「誰かから声をかけていただけない」と仕事は無いわけです。
芸者や芸人が客に呼ばれるときに使っていた「お座敷がかかる」ってやつですね。自分で会社を始めてから「お座敷がかかる」ようになっていることが、いかに大切かを実感しています。
じゃあ、どうしてお声掛けいただくか?というと、結局人脈です。でも、人脈というと漠としているので整理すると以下のような「エンゲージメント(絆)」がある状態だと思います。
・どんなことができるのかを(お互いが)理解している状態
・人として(お互いが)興味を持ってもらえる状態
・一緒に働いてみたいと思える信頼感、安心感がある状態
・以前にやった仕事が、信頼感・安心感を担保する役割になっている状態
ここまで、話してきたような小さな企業にとって、他社、他の人との「エンゲージメント(絆)」はなくてはならない本当に重要なものです。しかし、財務諸表には一切あらわれません。
今後、こういった個人+αぐらいの小規模な会社を設立して、暮らしていく人が今後ますます増えていくと思います。
そうなったときに、「エンゲージメント(絆)」を把握できないと、金融システム的には正しく与信評価ができずに困ることになるでしょうね。
そのときに、既存の金融システムのあり方が問われるぐらいの大きな動きになるのか? それともKloutとかのソーシャルメディア上での影響力を測る指標などを取り込みながら現在のシステムを維持していくのか?
前にも、『次の通貨が「信頼」になれば、起業する人が増える社会が到来する!?』というエントリーを過去にも書いていますが、このテーマに興味を持って世の中の流れを見ています。
にほんブログ村