実行することで学ぶこと、それにまさる学びはない。というか、本当に言いたいのは「実行しないことを、いくら学んでいても無駄じゃない?」ということだ。
もちろん教養的な分野や基礎学力、歴史について学んでおくことはすごく重要なことで、実はリターンがものすごく大きな分野。僕が言いたいのは、情報オタク・ニュースオタクに対して。
今朝読んだ仲間の言葉がまさにこのことを代弁してくれている。
これはじぶんひとりでビジネスをしてきたぼくの体験だけど、余裕があれば、いろいろなことを学ぶのは悪いことじゃない。しかし、その分野でビジネスを行ったり、食ったりしていくための学びは、実践し体験することで得たことじゃないともはや通用しない。
時間と思考をじぶんで支配できないとけっきょく上手くいかない。
合ってる間違ってるは別にしてじぶんのプランを思ったタイミングで実践できないと、結果にたいしていろいろ悔いが残ることになってしまう。
だから何か始めるときみんなから意見を聞きすぎるのもよくない。
勉強しすぎるのもよくない。と個人的におもう。
ひとつのプランに時間をかけすぎると「想定」っていうのがどんどん変わる。
2年前に頑張った情報収集がもうさほど価値がないのだから。
熱心に勉強するひとをみると、そのプランは「いつやる」ものか? ぼくは聞くのだけど、行動計画がセットになっていないひととは時間の進み方がちがうので、話が合わなくなる。 via.所長サンの哲学的投資生活
■一番価値のある学び方は、“実戦経験”
僕だって同じだ。今取り組んでいるプロジェクトは過去の経験をベースに、半分は新しい分野に突っ込みながら新しい能力を獲得できるように努めている。
個人的な具体例をあげるとイメージしてもらいやすかもしれない。
とある区の再開発に連動してやっているプロジェクトでは、「アクション型メディアとマネタイズ」の経験は自分にあるが、「行政と一緒にタウンマネジメント団体をベースに街を舞台に行う」部分はチャレンジ領域。
他のプロジェクトでは、「メディアや商品をプロデュースしたり、コンセプトを作る」経験はあるが、「工業製品・プロダクトの製造まで調査し実践する」部分は新しいチャレンジ領域だったりする。
やったことない部分が出てくるから、必死に調べ学びながら形にしていっている。形にすることで、次の出来事が起こりトライ&エラーを重ねている。
これが、今一番身につく学び方なんだと思う。そして、インディペンデントとして働く人にとっては、こうして新しい技能・経験を積んでいかないとコモディティ化してしまう。
こう書くと暗い話にきこえるかもしれないが、そうじゃない。新しい知識・技能をトライ&エラーの実践経験を通して獲得していくことは、自分RPGとして結構楽しい!
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