まずは、@sugiyukoさんからいただいた写真とコメントです。
「前へ進む力」読了。付箋貼りすぎ。自己啓発本という括りになるかもしれないけど、なんかそれだけじゃないというか。物語のように味わって読み返せる本。
こういう写真。作った側からすると本当にぐっときます。赤で二重丸ついているのどの部分なんだろう。。。
次は、心を読むユーザーマーケティングの師匠であるアウラマーケティングラボの石井栄蔵さんがblogで、さすがの面白い切り口で紹介していただきました。
この比較の切り口、すごく面白いです。どちらの道を選ぶかで必要なことは異なってくるわけです。そして、いままでアーティストというと山下洋輔さんのようなタイプしか紹介されてきてなかったのかもしれませんね。昨日で日経本誌私の履歴書「山下洋輔」が終わった。
連載中から最近読んだダグラス・パーヴァイアンス、跡部徹『前に進む力』と比較していた。
山下もダグラスもジャズメンで、どちらも「成功」している。
2人の違いをいろいろ考えていた。
山下はオーケストラとの競演はあってもアドホックで、基本はトリオである。
ダグラスはVJOというビッグバンドを長年率いてきた。
この違いが最も大きいのではないか。
大きな組織を率いて来た社長と小さな職人集団をその都度編成してきた社長の違いかもしれない。
ダグラスの本には組織論からマネジメント、人生訓まででてくるが、山下の履歴書にはそれらがほとんどない。
ダグラスは継続的に「前に進む力」を表現し、山下はランダムウオークの転回点での「爆発力」を表現していて面白い。
共通点は「好きなこと」を「リスクをとって」進んできたところだろう。
「他人のではなく自分の人生を生きよう」とダグラスは言い、山下は「他人の音楽を他人のバンドでやる素質はない」宣言している。
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