7月にオープンした神保町花月に行ってみました。
出し物と映画の2つの会場があるようです。
今回は出し物。「パパはヒットマン」を見たわけですが。
大塚製薬が提供している部分もあるらしく
「オロナミンC」劇場のようにネーミングライツも行っているようでした。
終演後に、オロナミンCの自販機で使えるコインも配られました。
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さて、ここからが空気読みです。
前売り2000円、当日2300円という価格。
火曜日と平日であるにも関わらず席はほぼ満席。
客層は圧倒的に20代、30代の女性。F1層です。
なぜ、この層に「お笑い」がマッチングしているのでしょうか?
ターゲットであるF1層の
「なぜ芸人が今モテルのか?」というのがわかれば、
上記の問いに答えられそうです。
「自分を客観的に見れていて、
自分の弱み・欠点をさらすことで笑いをとっている」
これがキーな感じがします。
人が言いづらいような自分の欠点を自ら指摘する。
それを自分で言って、笑いをとる。
これ共感を生みますよね。
「マイナスイオンの法則」という言い方もあります。
自分の欠点や、失敗談を最初にさらすことで
相手が共感や、協力してあげたいという
気持ちを抱かせるというものです。
芸人がモテるのは、まさにこれだと思っています。
今、世の中では競争が激化して隙を見せない人たちが増えています。
隙を見せる余裕はないのです。
一方で、出来るわけもないのに根拠のない自信のみで
うぬぼれて自分を客観的に見れない人も増えてきています。
自分大好きな人たちです。
そんな中、芸人たちは「笑い」をとるために
自分の欠点をむしろさらして、「笑わせる」のです。
だから、F1層に笑いが支持されるように思えてなりません。
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もう一つ。
F1というターゲットから切り離せば
お笑いは、もう一つ今の世の中に受ける
重要なファクターを持っています。
それはコントやギャグという「フォーマット」です。
短い時間での一発芸。ギャグ。
メディアにのりやすいのです。
小泉元総理のコメントも同じです。
5秒とかに収まるように、短い言葉でメッセージを出します。
だから、ニュースの最後のぶら下がりにでも
とにかく何度も露出されます。
お笑いはYOUTUBEなどのメディアとの相性も抜群です。
コミュニケーションはどんどんビジュアル化され、
短くなっていきます。わかりやすく人をひきつけます。
というのが「お笑いブーム」の背景に
あるように思うのですがいかがでしょう?