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2008/10/30

格付けのビジネスを活用。ぐるなび、飲食店の常連度に応じ「称号」もらえるサービス。

ちょっと前 に、格付けをやっているような「ものさし」を提供する側が実はおいしいという話をblogに書きました。覚えてますか?

で、今日ニュースで流れていて気になったのは、ぐるなびです。飲食店の利用頻度に合わせて「称号」をユーザーに与えるサービスだそうです。吉とでるのか、定着するのかは微妙ですが、これが一般的な価値・共通言語になってきたら「ものさし」提供側としてのうまみが出てくるはずです。








ぐるなびは2008年11月4日より、全国の飲食店に設置しているおサイフケータイ向け電子クーポン配信端末「ぐるなびタッチ」を使って、利用者がどのくらい店舗の常連になったかなどを「称号」として記録するサービス「ぐるまー」を始める。
 ぐるなびタッチは、同社と協力する約7000店舗に設置してあり、おサイフケータイをかざすと、食事代の割引や追加メニューなどの電子クーポンを受け取れる。
 新サービスでは、例えば任意の店舗でぐるなびタッチを3回利用すると、その店舗の「顔なじみ」といった称号を得られる。これに加え「和食大好きっ子」「伝説の大食漢」など利用履歴に応じた称号が付く。履歴をもとにした自分の「グルメ度」などの評価も見られる。いずれも携帯電話のWebサイトから閲覧できる。また一度ぐるなびタッチを利用すると、その店舗の場所を自動的にサイト上の地図帳に記録し、あとから確認を行える。
 これに加え、ぐるなびタッチを利用するごとに「メダル」をためることができ、それを使ってスロットゲームなどを遊べる。ゲームでは賞品として、サイト上のアバター(自分の分身となるキャラクター)が身につけるアイテムを取得できる。メダルはサイト上でクイズに答えてためることもできる。
 このほか、サイト上でほかの利用者を「ぐる友」として登録し、相手のグルメ度や地図帳を見られる。利用者がどの店舗をどのくらい訪れているかなどのランキングも表示される。
でも、名称がダサイのが気になります。共通言語となることを目指すなら、ここががんばりどころだったのに。。。いつの間にか定着したクレジットカードの格付け「ブラック」「プラチナ」「ゴールド」のような基準を仕掛けられると面白いですよね。

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短期間でこんなに名称を変えたものって銀行以外にあっただろうか? 「オレオレ詐欺」→「振り込み詐欺」→「振り込め詐欺」

ここのところ、ニュースで連日「振り込め詐欺」の報道が続いています。ふと気がついたのですが、いままで「振り込み詐欺」って言ってませんでしたっけ?

さっそくGoogle trends で調べてみました。青色の折れ線が「オレオレ詐欺」、黄色の折れ線が「振り込め詐欺」詐欺となっています。比率は「オレオレ詐欺」を1とすると、「振り込め詐欺」が3.8。「振り込み詐欺」は0となっています。「振り込み詐欺」はあまり検索されていなかった=浸透した呼び方ではないということですかね。よくよく見てみると、ニュースでは出だしの第一期に続いて、大きなビックウェーブが来ているようです。


経緯を調べてみると、警視庁が名称統一を行い、その表記ルールに従ってマスコミが「振り込め詐欺」と伝えるようになったようです。「オレオレ詐欺」のままだと、「オレオレ」以外の詐欺に注意が向けられなくなるので、「振り込め詐欺」に名称を統一したようです。なるほど。ネーミングによって犯罪防止をしようとしたわけですね。


しかし、いたちごっこで「振り込め」ではない「エクスパックで送付しろ」という手法も使い始めているらしいので、またネーミングが変更になるかもしれないですね。でもネーミングには注意を喚起する効能もあることを認識させられた事例でした。
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