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2008/10/11

媒体の移行期に活躍する機械。TEAC LP-R400

ちょっと今頃な感じがするのですが、
時代の移り変わりに登場する
「移行するためのサービス」です。
このTEACのLP-R400
(ちょっとカウンタックみたいな名称)をお題に
勝手にてこ入れをやってみます。

6万円越えの商品なので、
ターゲットは移行のために一時的に利用する人ではなく、
長く使う人を対象にしてそうです。

僕だったら、この手の商品を使って
CD−Rに録音するサービスを1枚800円ぐらいでやります。


その理由ですが、
たくさんのレコードを抱えている人は
すでにマニア層でオーディオマニアである可能性が高い。
=ターンテーブルにも金をかけているので
6万円台のものでは物足りない。
それにCDに移して聴く必然性が薄い。
昔に買ったものが出てきたような人は
聴きたいだけなので、
新しくCDで買い直す=1500円程度で買えてしまう。
もしくは、もったいないということで
CD-Rに移行するサービスをやってあげても
新品CDを買うよりも安いプライスで提供する必要あり。
なので、1000円以下で移行サービスをやってあげます。


また、結局やることは一緒なのですが、
訴求を「レコードをCDにできる!」ではなく
「昔のレコードをiPodで聞くことができる!」
価値をズラします。

それならば、CD-Rに焼いたモノを
パソコンで読む込むだけですからね。

こっちだったら、音楽好きや
大量にレコードを抱えているマニア層もアウトソーシングとして
プライシングによっては取り込めますよ。





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Billboard、S&Pなど、おいしい物差し提供メディア

梅棹忠夫さんの情報の文明学にあった言葉。

「お免状は、うけるほうには
直接の経済的効果をもたらさないが、
発行する側にはしばしばおおきな経済効果をもたらす」

ビルボードもS&Pも
自分たちのルールで格付け、ランキング化し
それを公開しています。

まさしく、発行する側に
大きな経済効果をもたらす事例です。

リクルートの媒体も「独自のものさし」を提供することで
自分たちがいいポジションを得ることができます。
資格を提供する団体も同じです。
資格をもらう側より、提供する側のほうがいいポジションを得ます。

昔も書いたことがありますが
グッドデザイン賞で、一番グッドデザインだと思うのは
そのビジネスモデルです。
賞を与えて、グッドデザインマークを使うのに
使用料を得るビジネスは美しすぎます。

もう一度、梅棹さんの「情報の文明学」を読んで
情報社会で儲けていくための方法を学んでおこうと思っています。




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