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2011/03/10

80年代の「日経トレンディ」にあたる雑誌コンセプトを考えてみた。



80年代 新製品がニュースだった時代。みんなが消費することを夢見ていた時代。
そんな時代に一番象徴的な雑誌が「日経トレンディ」だったかもしれません。(調べてみたら87年創刊です。)
次から次と出てくる新製品が輝いていて、
「新しいものが、欲しい物」という時代。
その時代「トレンディ」ってワードは輝いていたのでしょうね。
今、「トレンディ」って言葉にはちょっと気恥ずかしさがあります。
じゃあ今は何だったら、どんなものが考えられるのでしょう?
2010年代 二つにキーワードが分かれそうです。
一つはこの厳しい状況を戦いながらも、
人からの見られ方・格を重視する「エスタブリッシュ」。
もう一つは、自分次第でまだまだ楽しめるよという「ノマド」の世界
例えば、「日経エスタブリッシュメント」と「日経ノマド」です。
<日経エスタブリッシュメント>
英語、海外ワーク、現地法人の作り方、新興国・コモディティ投資
勝てる子供の教育法などの次世代エスタブリッシュを育てるネタも満載
ラグジュアリーなライフスタイルを送るセレブ情報
どうやったら成功者になっていけるか?に答えるエリートマガジン
<日経ノマド>
クリエイティブで、エコで、社会に貢献しながら楽しく生きる!
子供と長く過ごせる仕事のやり方などなどライフスタイル事例満載
既成概念にとらわれずに、自由に自分らしく生きる人を応援する
お金よりも幸福感・貢献感・Quality of Lifeを高める人のゆるい生き方マガジン
もちろん、日経さんからこんな雑誌が出ているわけじゃなく、
あくまで僕の勝手な想像です。
ちょうど、僕の世代(74年産まれ)はこの両方の人がいます。
二つのコンセプトの端境期のようです。
格に重きを置く人もいれば、僕のようにノマドを目指す人もいます。
twitterやFBでいただくブログへのコメントを見ていても、両方の意見があります。そして、リアルで会う人たちでも。
価値観と価値観がぶつかるポジションにいるおかげで
気がつくことも多いので、非常に面白いです。


ちなみに、僕のライフスタイルや価値観は「日経ノマド」ですが 
新興国ネタや海外ネタなど、何でもかんでもネタは仕入れておきたいのと
好奇心がだまっていないので、どっちの話にもついていけます。

今回雑誌というテーマで考えてみたのは、
ある程度意志を持った生き方をしている人で
考えることができると思ったからです。


多くのサイレント・マジョリティは、
どっちでもなく、現状に適応するだけで
時間が流れていってしまうので、価値観の変化を捉えるには
遅効指標にしかならないように思えるからです。

どちらの価値観がいいとか悪いとかじゃなく、
やっぱり、自分で意志を持ってライフスタイルや
生き方を選んでいくことをさぼっちゃいけないよなぁ。



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