北京オリンピック開催中ですが、
個人的にはすでに「国の代表として戦う」や
「メダルの数を競う」というフォーマットが古くなっているように感じています。
昔に比べれば、先進国では
自分の国がいくつメダルを取ったかというような
冷戦時代の文脈で盛り上がらなくなっているように思います。
一方で、今が伸び盛りの中国などでは
いくつメダルを取ったかが国として重要な要素でしょうし、
一つにまとまるたまの大事なイベントだと思います。
ボーダレスな世界になり、外国人の友人も増えてくると、
国としてとらえるよりも、選手の個性や物語。
人としてのリスペクトなどで応援をしていくようになると思っています。
とはいえ、まだ「国」以外にくくっておもしろい
タグ付けが難しいのも、事実。
「男女」「体重別」などではない、
クリエイティブな切り口が見つかる面白いんだけどなぁ。
きっと、それがオリンピックのリニュアルのテーマになると思うので。
あ、本当はNHKの紅白もどこかで
「赤組 白組」以外のくくり方を検討して、リニュアルすべきだったんだろうなぁ。
男女で分かれていた時代背景から、
常に男女が現実の社会で競争し、一緒に肩を並べて働いている時代になったのだから
「紅組 白組」でわけていてもハレの感じしないもんなぁ。
世代別とかで切り直すと面白いことがまだできそうな気がしますが。
話が広がりましたが、時代の文脈と
こういったフォーマットを変えるリニュアル作業は
絶対に重要なポイントになりますよ。