それもtwitter上でいろいろとやりとりをしている間に、
六本木の豚組しゃぶ庵で打ち上げ兼見本を手渡していただきました。
@hitoshiさんにも著書を献本できましたし、差し入れありがとうございました。
(上の写真は、豚組しゃぶ庵で撮影)
17日から書店に搬入が始まります。都内およびnet通販では18日から発売が開始されます。丸の内OAZOの丸善丸の内本店では、B1ポスター+100冊展示など気合いが入った展示までやっていただけるようです。(下の写真は、デザイナーの中村さん@TOKYO LANDさんがイメージがわかるように当て込んでくれたものです)
このポスターの下にずらりと本が並ぶ予定。楽しみ。見に行かなくちゃ。
デザイナーの中村さんがありがたいことに、ご自身のブログにこんなエントリーを上げてくれました。引用させてください。
■タイトル決定 2月3日。
いくつかタイトル案を出していましたが、本命案であっさり決定。
サブタイトル:消費者の隠れたニーズを見つけ出す
メインタイトル:空気読み企画術
たしか、このときに本文も2色刷りでいくことが決定しました。
読者に伝えることを考えると、2色刷りは本当にありがたかったです。
■三者顔合わせMTG兼初校戻し 2月頭。
顔を合わせて三者でMTGしたのは、2月頭。初校を前にして、表紙案含めて細かく3時間のロングMTG。できるまでに顔をあわせて三人でMTGしたのはその時のみ。もちろん、その日は三人で飲みに行くコミュニケーションもあったので合計5時間ぐらいは、いろいろと情報交換をしたわけです。これでコンテキストを共有できたのは大きかったです。その後のやりとりもしやすかったですし。今回は、この連携がうまくいったのが、最後までもともとのコンセプトを詳細の部分まで反映でき、一本通せた成功要因だったと思います。
このときに、表紙・本文の紙質イメージも意見交換しています。
■表紙案 2月中旬。
表紙案が上がって来たのが2月中旬。
滝さんがiPhoneで撮影した案を送ってくれて、これを元にtwitter上でコミュニケーション。やはり、三人でロングMTGしたときの案をベースにブラッシュアップすることを確認して、中村さんがすごく頑張ってくれました。
そのときの表紙案。
案を絞った後のブラッシュアップ時の画像。
■初校→再校→三校 2月いっぱい
レイアウトチェックをして、細かいゲラ修正。図表のチェック。
さらにはある程度のボリュームに納めるために、バサバサと原稿削り。項目落とし。
自分でも驚くほど、編集者時代の癖なのか、客観的にバサバサと変更できるのに驚き。でも、この作業がないといいものにならないし。
最後の青焼きは、私は見ていません。そこは滝さんが頑張ってくれました。
あ、ちなみに最初に渡した原稿から、全体の見出しなどを最終的に丁寧に修正してくれたのは滝さんです。ホントありがたい!
そんなわけで、見本を受け取れる日を迎えています。
その間にも、滝さんと中村さんで色校チェックを表紙、本文ともやっていただいています。
twitter上に表紙の色校をあげてもらい、さらに書店に持って行ってもらって陳列した上で、色調整などを公開でやったりもしました。
■最後に
実は、この本の企画が取っていたのは2008年11月だったと思います。
つまり、発売まで1年4ヶ月かかっています。
出版社にもよりますが、今回は日本実業出版社さんが僕がこだわって原稿を作るのをじっとまっていただいたことに感謝します。
実は、企画が通ったときには、もっと「アイデア発想術」のポジショニングが強かったのです。しかし、空気読み手法などを書いて滝さんとMTGをしているうちに方向を修正することを決定し、そこから構成も変更して書き進めました。
最初から構成をかなり考えて書いていたので、この辺で時間がかかってしまいました。
また、途中途中で滝さんと意見交換をしながら、事例を足したり、削ったりしながらできたのがこの本です。
正直な話。原稿というできくて終わらないタスクを抱えている間。休日であってもずっと気になっていて追いかけられていた感じでした。それだけ、こだわって職人的に作った本ですが。。。
それだけ長い時間がかかりました。そして、多くの人の力で本ができました。感謝です!
打ち上げの席で滝さんが言っていましたが、「デビュー作にはその人が生きてきたいままでのノウハウが詰まっているので濃い本になる」と。確かにそうかもしれません。
さあ、ここからは本を売って、多くの人にせっかく作った本を手にとってもらい、
そして、「空気読み企画術」を使ってもらうことで、世の中がより楽しく、より良くなることに向けて頑張ろうと思います!
twitterでコメント
このポスターの下にずらりと本が並ぶ予定。楽しみ。見に行かなくちゃ。
デザイナーの中村さんがありがたいことに、ご自身のブログにこんなエントリーを上げてくれました。引用させてください。
最終原稿をすべて編集の滝さん(@takikeisuke)にお渡ししたのが、1月中旬。成人の日明け。その後、twitter上で滝さんがデザイナー中村さんと連絡を取っているのを見て、そこから3人でほぼtwitter上でコミュニケーションをしながら、本を作りました。
「空気読み」企画術14_03_2010 02:43:43
こないだ昨年分の確定申告をまとめてみると案の定、仲良くしてもらっている日本実業出版さんからの収入の割合いが結構多かったです。その日実さんから今年一発目のお仕事を頂き、その見本があがってきました。跡部徹さんの「空気読み」企画術です。普段書籍の仕事で著者さんにお会いすることは少ないんですが、今回の仕事は早めの段階から著者、編集者、デザイナーの三者で打ち合わせができ、それがかなり良いように作用したと思います。それぞれが自分の意見は言いながらもお互いの役割をしっかり尊重できたというか。こういう時ってワンマンで仕事をする人がいると、大体グズグズになって良い物が出来ないことが多いんだけど、今回はホントそういうのが全くなく、すごく気持ちよく仕事が出来ました。あと軽い連絡は三人とも使っている<Twitter>で連絡したりして、そういう感覚も新鮮で楽しかったですね。来週末くらいに書店に並んでるはずです、楽しみだな〜。
「「空気読み」企画術」
価格:¥1500+税
出版:日本実業出版社
■タイトル決定 2月3日。
いくつかタイトル案を出していましたが、本命案であっさり決定。
サブタイトル:消費者の隠れたニーズを見つけ出す
メインタイトル:空気読み企画術
たしか、このときに本文も2色刷りでいくことが決定しました。
読者に伝えることを考えると、2色刷りは本当にありがたかったです。
■三者顔合わせMTG兼初校戻し 2月頭。
顔を合わせて三者でMTGしたのは、2月頭。初校を前にして、表紙案含めて細かく3時間のロングMTG。できるまでに顔をあわせて三人でMTGしたのはその時のみ。もちろん、その日は三人で飲みに行くコミュニケーションもあったので合計5時間ぐらいは、いろいろと情報交換をしたわけです。これでコンテキストを共有できたのは大きかったです。その後のやりとりもしやすかったですし。今回は、この連携がうまくいったのが、最後までもともとのコンセプトを詳細の部分まで反映でき、一本通せた成功要因だったと思います。
このときに、表紙・本文の紙質イメージも意見交換しています。
■表紙案 2月中旬。
表紙案が上がって来たのが2月中旬。
滝さんがiPhoneで撮影した案を送ってくれて、これを元にtwitter上でコミュニケーション。やはり、三人でロングMTGしたときの案をベースにブラッシュアップすることを確認して、中村さんがすごく頑張ってくれました。
そのときの表紙案。
案を絞った後のブラッシュアップ時の画像。
■初校→再校→三校 2月いっぱい
レイアウトチェックをして、細かいゲラ修正。図表のチェック。
さらにはある程度のボリュームに納めるために、バサバサと原稿削り。項目落とし。
自分でも驚くほど、編集者時代の癖なのか、客観的にバサバサと変更できるのに驚き。でも、この作業がないといいものにならないし。
最後の青焼きは、私は見ていません。そこは滝さんが頑張ってくれました。
あ、ちなみに最初に渡した原稿から、全体の見出しなどを最終的に丁寧に修正してくれたのは滝さんです。ホントありがたい!
そんなわけで、見本を受け取れる日を迎えています。
その間にも、滝さんと中村さんで色校チェックを表紙、本文ともやっていただいています。
twitter上に表紙の色校をあげてもらい、さらに書店に持って行ってもらって陳列した上で、色調整などを公開でやったりもしました。
■最後に
実は、この本の企画が取っていたのは2008年11月だったと思います。
つまり、発売まで1年4ヶ月かかっています。
出版社にもよりますが、今回は日本実業出版社さんが僕がこだわって原稿を作るのをじっとまっていただいたことに感謝します。
実は、企画が通ったときには、もっと「アイデア発想術」のポジショニングが強かったのです。しかし、空気読み手法などを書いて滝さんとMTGをしているうちに方向を修正することを決定し、そこから構成も変更して書き進めました。
最初から構成をかなり考えて書いていたので、この辺で時間がかかってしまいました。
また、途中途中で滝さんと意見交換をしながら、事例を足したり、削ったりしながらできたのがこの本です。
正直な話。原稿というできくて終わらないタスクを抱えている間。休日であってもずっと気になっていて追いかけられていた感じでした。それだけ、こだわって職人的に作った本ですが。。。
それだけ長い時間がかかりました。そして、多くの人の力で本ができました。感謝です!
打ち上げの席で滝さんが言っていましたが、「デビュー作にはその人が生きてきたいままでのノウハウが詰まっているので濃い本になる」と。確かにそうかもしれません。
さあ、ここからは本を売って、多くの人にせっかく作った本を手にとってもらい、
そして、「空気読み企画術」を使ってもらうことで、世の中がより楽しく、より良くなることに向けて頑張ろうと思います!
twitterでコメント