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2008/06/19

おいしいつぎ方を指定することで、より参加感が高まる告知例。


























サッポロビール エーデルピルス
「エーデルピルス」というサッポロのプレミアムビールの
パッケージに面白い仕掛けがあったので紹介します。

前提をちょっとだけ説明しておいたほうがいいですよね。
特定のお店でだけ、飲めるビールでした。
今回、数量限定で缶ビールで販売をするようです。

Edelpilsとは「高貴なピルス(ピルスナービール)」を意味し、元来ドイツの名門醸造所が使用していた由緒のある名前でした。いまから20数年前、サッポロビールは、ドイツの正統な製法にのっとってつくったプレミアムビールに、ぜひこの名前を冠したいと申し入れをしました。そして、当時の醸造責任者らに製品を試飲していただいた結果、その品質の高さを絶賛され、名称使用許可を受けたという歴史を持つプレミアムビールです。


どんな意図があって、缶ビールを発売したかは推測ですが
限定でプレミアムブランドを出すことで、認知アップを狙い
お店での注文を増やす戦略なんでしょうね。

なかなかすばらしいのは、お店で出すときにやっている
「つぎ方」をビールのパッケージにいれているんですよね。
プレミアムビールだからこそ、おいしく飲んでもらって
その体験を通して、お店に来て欲しいといういい仕掛けです。

もしかしたら、自分がうまくできなかったので
お店でプロのつぎ方を見てみようという人もでてくるかも?

どちらにしろ、こういうコミュニケーション戦略を
考えられているキャンペーンにちょっと感動したので
アップしました。

追記
こんな体験型イベントもやっていたのですね!