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2009/12/29

今年もお世話になりました。株式会社空気読みは本日で仕事納めです。

お世話になっている皆様へ

2009年も大変、お世話になりました。
株式会社空気読みは、おかげさまで無事に
本日、仕事納めとなりました。

12月30日〜1月3日までお休みをいただき
充電後、1月4日から2010年の仕事を始めます。

来年もよろしくおねがいします。

せっかくなので、2009年を振り返ってみようと思います。

2009年に立てた目標を振り返ると一つだけ完了できなかったものがあります。
それが、一冊目の本の出版。

年末年始で最終仕上げを行い、3月発売を目指して頑張ります。本を出すことが目標ではなく、いい本を作って読者にメッセージを伝えることが目標なので、そういう意味では急ぐ必要はないということなんでしょうね。


本業では、本当に多くの方々にご縁をいただき、いろいろな仕事ができました。
起業してから、ますます感じていることは、やはり仕事が報酬だということ。

新しいことに取り組んだり、
今まで知らなかった業界のことを仕事を通して経験できることは、この上ない報酬です。

だって、お金をいただきながら、実戦経験をどんどん積めていくのですから。

2010年も引き続き、「知的好奇心」をベースに
どんどん実戦経験を積んで、その経験をアウトプットしていくことに取り組んでいきます。
2009年。ありがとうございました。


あ、2010年は寅年で年男でした!

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2009/12/23

テクノロジー業界とビジネス界の10年を3分で振り返る動画

Techcrunchより。Decadeって単位で振り返ると対称的ですね。





次の10年でどんなことが起こるんだろう?

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2009/12/21

個人が力を増幅できるメディアがますます強くなる。



個人が力を増幅できるメディアがますます強くなる

いいことだなぁ。と本当に思います。
ソーシャルメディア(blogにしろ、SNSにしろ、twitterにしても)って、もともとそういう性格を持ったものだから、受け入れられるんだと思います。人とつながってさらに自分の思想を伝えることができて、共感したり、気になった人が集まってくれる仕組みを個人が持てるなんて。良い時代です。

背景には人間関係が希薄になって「寂しい」というのもあるでしょうが、本質的には「個人が力を持てるもの」に惹かれて行っている流れがあると思います。

私も、「組織から個人」という流れに掛けている一人です。
会社員として働くことから、飛び出して自分で企業と契約を結んで働く方法を選んでいます。そのときに役だったのは、このblogであり、やはり人脈(ネットワーク)でした。

そういう時代に我々はいるのです。
組織の中にいると感じられないことだと思いますが、一歩、外に出てみると、この個人が力を増幅できるメディアのありがたさを痛いほど感じるはずです。

ノマド(移動しながら、どこでも仕事ができる)という環境と個人が力を増幅できるメディア。この二つは、間違いなく今後の非常に大切な柱になっていくと確信しています。


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2009/12/10

個人情報“過保護”は止めて、自分の情報や知識を本気で公開しましょう!

情報への過保護化、漏洩への過敏化によって、
企業が安全策を取るにあまり、アクセス制限や個人情報への教育が進んだために
「自分を世の中に対して開示する」という機会をロスしているように思います。


個人情報の過保護によって日本の大手企業、および大手企業内部にいる個人が
ソーシャルネットワーク上に実名で出てこない弊害になっているように思えます。

もちろん、企業が厳しく情報過保護しているだけでなく、世の中の雰囲気として
個人情報をオープンにすることに非常に過敏になっているようです。

しかし、これもいつまで続くのでしょうか?

個人情報法が制定されたのが平成15年。
当時、雑誌の編集部にいたということもあり、このときのことをよく覚えています。
それまでも、預かった個人情報は決して雑に扱っていたことはなく、
内規として、アンケートハガキの施錠管理などかなりきちんと運用されていたと思います。

しかし、法律ができたことで、アンケートなどのときには
長ったらしい注意書きを入れることが求められました。
また、アンケートを記入する読者側が非常に過敏になり、アンケートの戻り数が減少しました。
さらに、ハガキという手書きで相手の顔のみえるようなコミュニケーションから
情報を管理しやすく個人情報を管理しやすい「WEBアンケート」などのデータでの管理へと移行していきました。

はっきりと、当時感じたことは以下二つ。
・ハガキによる一部のファン層の支持を重視した雑誌作りが衰退していく
・個人情報に過敏になるために、「誰が」言っているのかというがわからなくなること

当時は、本気でそのことを危惧していました。
とくに二つ目のほうは、WEBでの掲示板などの「無記名」コミュニケーションが主流だったため
より一層、ネガティブな批判のみの文化になってしまうのではないかと考えていました。



現実は、私の危惧していたようにはなりませんでした。

海外でのWEBの「実名」文化が伝わってきたことと
「実名」で情報を公開し、有益な情報や自分の意見を発表し続けてきた人が
注目を集め、そのことで人脈やネットワークをでき、
そこから次のステージが開けるのが見えてきたことが大きかったと思います。

そもそも、WEB文化のすばらしいところは、自分から情報を公開することで
その何倍もの情報や有益なネットワークが得られることです。
なのに、実名を出さなかったり、自分の持つ情報を出さない人は
ますます、それに見合った情報しか得られないことが続きます。

そのことによって、「twitterって何が楽しいかわからない」というような反応だったり
「blog書いて何がおもしろいの?」という態度となるのです。

ものすごくもったいないことだと思います。
自らの「増幅装置」となるWEBというツールを活用しないままにみすみすチャンスを逃してしまっているのです。

個人情報を保護することは、当然企業としてとるべき姿だと思っています。
とはいえ、現状の多くの大手企業がやっているようなWEBへのアクセス制限だったり
個人が情報発信することへの制約は「個人情報過保護」であっていきすぎが多いと感じます。

WEBツールによって自らを「増幅」することで、得をするのは個人だけではありません。
個人が増幅装置によってパワーを増すことで、組織自体も多くの「知」を抱えることになります。

メリットとデメリットで判断しているというよりは
減点主義でリスクがあると手を出さないという判断を下しているように見えます。

個人情報だって、隠されているから情報の価値が高まるのであって
公開されている個人情報の価値は低くなるはずです。

もう一度言います。
「世の中に対して、自分を開示しましょう!」
そして、自分の持っている知識を公開しましょう。
興味がある人がいたら、フットワーク軽く会いに行きましょう。
知識を交換しましょう。

これこそが、今後の必須スキルです。
恐れないで、どんどん実名で情報発信しましょうよ。

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2009/12/02

日経MJ 2009年ヒット商品番付

2009年ヒット商品番付が発表されました。
やはり、日経MJのヒット商品番付が定点観測としては一番おもしろいです。
前日に、ユーキャンが流行語大賞をぶつけてきてたり、各社この辺の年の瀬ランキング争いが加熱にしているように感じます。




2009年ヒット商品番付

【東】
横綱:エコカー
トヨタ自動車のハイブリッド車プリウスが6ヶ月連続新車販売1位、10月までに15万台売る
大関:フリー(キリンビール)
アルコール分のないビール風味飲料。11月末までに340万ケースを販売
関脇:規格外野菜
農業に脚光。形がふぞろいで割安な野菜の売れ行きが急進
小結:下取り
百貨店、スーパーから衣料専門店、家電量販店など他業態に広がる
前頭:アタックNeo(花王)
洗濯時間を短くし、水道・電気代を減らせる洗剤。エコと節約の両面を満たす
同:ファストファッション
昨年のH&Mに続き、4月上陸のフォーエバー21の1号店が半年で300万人を集めるなど大盛況
同:韓国旅行
ウォン安に節約志向も加わりパック旅行は10〜12月も3〜7割増
同:新型インフル対策グッズ
マスクやナノイーなどクリーン家電も支持を得る
同:お弁当
スーパーでは300円未満弁当が発売され好調。弁当を作る男性も増え、各種弁当箱が人気に
同:戦国BASARA(カプコン)
累計150万本売った歴女ブームの立役者。登場人物ゆかりのツアーや関連商品が多数
同:PEN E-P1(オリンパス)
一眼レフより一回り小型ながら高機能でレンズ交換も可能。レトロな外観が女性にもうけた
同:ベイブレード(タカラトミー)
現代版ベーゴマ。大会開催などを通じて子供の遊び場を復活させ1100万個を売る大ヒット
同:山崎豊子
小説「不毛地帯」「沈まぬ太陽」が相次いでドラマや映画化
同:ポメラ(キングジム)
起動までわずか2秒の電子メモ帳。単4電池2本で20時間動く
同:シニア・ビューティー
大手メーカーがこぞって高齢者向け化粧品を投入。市場全体が低迷する中で、ほぼ唯一気を吐いた
同:粉もん
日清フーズの「お好み焼き粉」は4〜9月の販売量が前年同月比7%増と好調。節約志向が追い風に
同:sweet(宝島社)
ブランドとのコラボ付録で圧倒的支持を得た女性誌
同:い・ろ・は・す(コカ・コーラーグループ)
国内最軽量の容器を採用、エコイメージを演出

【西】
横綱:激安ジーンズ
衣料価格の急落を象徴する商品に
大関:LED
白熱電球や蛍光灯よりも電力消費が低く、耐久性に優れる。液晶テレビなどにも採用
関脇:餃子の王将
外食不況の中、好調な集客で独り勝ち状態
小結:ツイッター
最大140時でつぶやくミニブログ
前頭:ドラゴンクエスト9(スクエア・エニックス)
通信機能でアイテムを交換しあう社会現象が起きた
同:フィッツ(ロッテ
柔らかい食感のガム
同:仏像
端正な顔立ちの阿修羅像の展覧会に計190万人が押し寄せた
同:ウーノ フォグバー(資生堂)
霧状噴射で、固めずにまとめる男性用整髪料
同:THIS IS IT(マイケル・ジャクソン)
6月の急死で話題沸騰。記録映画は44億円の興行収入
同:ランニング&サイクリング
皇居周辺に相次いで拠点が出現しウエアも売れた
同:ザ・ビートルズ リマスター盤CD
全14作品を高音質で再現。高額のボックスが一時品切れ
同:ダウニー(P&G)
香りの強さが特徴の柔軟剤。一部流通が安売りして人気に火がつき、昨年比10倍の売れ行き
同:1Q84(村上春樹)
発行部数は累計220万部以上で、韓国や台湾などでも発売、話題に
同:けいおん!
女子高生バンドを描く深夜アニメ。部隊の京都が聖地になった
同:蒸気レスIH炊飯器(三菱電機
蒸気を出さず、コメのうまみを逃さない。高級機種では2月の発売以来首位に立つ
同:ハイボール
サントリー種類のウイスキー「角瓶」の出荷量が急増
同:LABI1日本総本店池袋(ヤマダ電機
売り場面積2万3000平方メートルと家電量販店で最大級。新生・池袋の象徴
同:ノート(コクヨ等)
東大合格生と開発したコクヨ製品は社会人も取り込み約2000万冊売れた

殊勲賞
・イチロー&松井秀喜
・おくりびと

技能賞
・位置ゲー
・やさしいお酢(ミツカン)

話題賞
・オバマ演説集
・ガンダム

残念賞
・開国博Y150

といった結果でした。

全体を眺めると、「お金をかけない」ことや、いらないことを「削る」という流れにのったものや、その流れの中で「身近な物」や「忘れていたいい物の再評価」が行われた年だったように思います。

だからこそ、古くて実力のあるもの(ビートルズ・マイケルジャクソン・仏像)や、身の回りで本当は背伸びしなくても楽しめたもの(ハイボール・弁当・王将・ランニング)が評価されるのが続きそうですね。



ヒット商品を創るためには、時代の空気を読め!



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2009/11/30

RSS2twitterのtestです。

ここ最近、blog→twitterfeed→twitterへのエントリー投稿がうまくいっていないので、RSS2twitterをテストしています。

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2009/11/27

楽天でも、ヒット番付を発表し始めたようです。

タイミング的には、「日経トレンディのヒット番付」と「日経MJのヒット番付」の間ですね。他には、「SMBCのヒット商品番付」がありますよね。


■楽天市場 2009年 ヒット商品番付


横綱     1,000円高速関連
大関     インフルエンザ予防関連
関脇     ジョギング
小結     大容量ディスク(テラ化)
前頭筆頭  中古
前頭 2枚目 調味料
前頭 3枚目 大衆スポーツ
前頭 4枚目 マイケル・ジャクソ

西

横綱     エコポイント
大関     ハンドメイド
関脇     おうちエステ
小結     おしゃれ子育て
前頭筆頭  つけ麺
前頭2枚目 プチ学習
前頭3枚目 家電の二極化/安価・高価
前頭4枚目 エンタメ小説


期待株   銀塩カメラ ジビエ 韓国ビール セクシーメンズインナー


http://ranking.rakuten.co.jp/yearly/banduke/

<総 括>
▼「合理的消費」「冷静な消費」が目立った1年
楽天市場全体の消費傾向を振り返ると、普段使いの消費材に関してはグレードアップする傾向が見られた一方、単価の高い耐久財や奢侈品については価格の安いものを
選ぶという、見た目より機能性を重視する「合理的消費」「冷静な消費」の傾向がみられました。
つまり、他人と比べることで得られる相対的な豊かさや外面的な豊かさより、何気ない日常生活の中で自分らしいと感じることで得られる絶対的な豊かさ、内面的な豊かさ
を追求する価値観に回帰する傾向が見られたと言えます。


他のヒット商品番付と違うのは、具体的な商品名ではなく、あくまで「キーワード」を紹介しているということでしょうか?

今回が初めてなので、今後に期待ですが、せっかくなら他のヒット番付ではなかなか出せないような、男女世代別や地域別などのデータに基ずくものをランキングで出すと面白いですよね。

日経がやっているものも、SMBCがやっているものも非常に定性的なランキングなので、ECならではの定量で見られることや属性などの掛けあわせで面白い傾向をトピックスで知りたいですね。

本でいうとこの辺のイメージです。ローデータは出せないでしょうが、ものすごく見てみたい!

■日経デザインが出している「新・世代×性別×ブランドで切る!データで見る日本人の消費実態」
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/product/30.shtml




■「Googleキーワード2004 みんなは何を検索してるか?」
2004年と古いですが、本にしただけでかなり営業ツールになっていたと思います。
たしか、アドワーズの500円無料券とかついていた記憶があります。





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2009/11/24

トリプルメディア時代に成功するコミュニケーションは、人間味あふれる若手担当者に裁量を任せられるかが肝

宣伝会議11月15日号 「自社メディアを開発する企業の狙い」という特集が組まれていました。
企業が取り組む媒体をトリプルメディアという概念で3つに分類して整理してあります。


ペイドメディア(paid Media)=広告

アーンドメディア(Earned Media)=CGM、口コミ、SNSなど

オウンドメディア(owned media)=自社メディア


と、企業宣伝担当者や商品プロモーション担当者は3つの方向性に気を配る必要が出てきています。
宣伝会議ではこの3つ目オウンドメディア(自社メディア)の重要性や取り組みが紹介されていました。






このトリプルメディアという整理は、非常にしっくりくる整理です。

従来、企業や商品の宣伝担当は、宣伝(広告)と広報(パブリシティ)をコントロールしていればブランディングやメッセージを管理することが可能でした。しかし、現在では宣伝と広報の仕事以外に、SNSやblogなどで書かれる内容にも気遣い、さらに、自社のHPでの情報発信やtwitterでのゆるい顔の見えるコミュニケーションまで卒なくこなさなくてはなりません。

そう考えてみると、実はトリプルメディアという捉え方ではなく、宣伝も広報も含めてコミュニケーション管理のできる人が必要になってきたということが大きいのだと思います。
もはや、分業ではなく権限をもってそのブランドの人格を担保できる人物が必要になってきたということです。


情報発信するときには、その情報を受け取る人たちが、どんな気持ちになり、どんな行動を起こすのかを思い描かなければなりません。
また、発言したことや商品などがweb上で、問題にされはじめたときに、スピーディに適切な訂正や軌道修正を行うことが求められます。


実は、この手の対応でキーになるのが、結局「人間性」になってくると思っています。
山岸俊男さんのおっしゃるとおり「正直は最大の戦略だ」が当てはまると考えています。

いろいろな企業が、自社メディアを実施するときに成功するのは
「人の顔の見える」「担当者(=中の人)の個性がにじむ」「誰が言っているのかのコンテキストが共有できる」ときだと思っています。

朝日新聞のサッカー日本代表のtwitter中継
フジヤカメラのtwitterでの発信
BebitのtwitterでのUIテスト問題発信
永谷園の生姜部
などなど、考えてみると、顔出しとコミュニケーションの裁量が与えられていることだと思います。
見ていると、企業の情報発信と併せて、「私個人」としての感想や趣味などがにじみ出ていたりすることが受け入れられます。

ちょっと失敗しても、「ごめんなさい」というコミュニケーションが
自分の裁量ですぐにクイックレスポンスできるかも大きいと思います。

また、あくまで企業の公式発表の文体ではなく、自分の生の発言として口語体として発信できるかだと思っています。
さらに、このコミュニケーションに向いている20代などの若手に任せられるかもキーとなってきます。

私がかかわっている案件でも、担当者がこの辺のコミュニケーション能力が高い人に
「やっていいんだよ!」ということを示してあげて、成功事例を見せると
若い人ほど、コミュニケーションのツボをすばやくつかみます。


「記者発表」のような発信者対大勢の記者という「1対多の構図」ではなく、
発信者個人(あくまで企業の中の個人として)対消費者という「1対1の関係」が肝となってきていることに
早く気づいていただければと思っています。



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2009/11/16

「世界名作劇場」も「日本昔ばなし」も、すでにないんだよね。

ふと番組欄とスポンサー枠の推移とか、時系列で追ったら、世の中の流れが大枠で捉えられるかなぁと考え始めました。そして、今後どうなっていくんだろうと。

そこで、気がついたのですが、子供の頃ゴールデンタイムにやっていた「世界名作劇場」も「日本昔ばなし」もすでにないのですね。多くの親はどうやって、この手の物語から教訓として得られるような倫理感や道徳を教えているんでしょうね。


私(1974年産まれ)と同じ世代は、第二次ベビーブームの団塊ジュニアですから、ある意味マスターゲットだったわけです。だからこそ、ゴールデンタイムにハウス食品や教材メーカーなどがスポンサードしてこういった子供向けのアニメ番組を流せていたわけです。


今後この時間帯のターゲットが誰向けになるかですが、この力学で行けば団塊世代向けの番組が増えていくことになるでしょう。ゴールデンタイム(呼称もターゲットにあわせてシルバータイムとなっているかもしれませんが)に、テレビを見ているターゲットは、団塊世代になってくるはずですから。


一方で、今までF1世代をターゲットにしていたものは、よりテレビから他の媒体に移行していくでしょうし、テレビでも深夜枠などでしか成立しなくなってくるんでしょうね。団塊世代をターゲットにしたドラマが求められてくると、題材も今とはずいぶん変わってくるかもしれません。ノスタルジーが満たされるような昭和を舞台にしたものが増えてきたりして。


ぐるっと回って、団塊世代が孫の教育のためにスポンサードするか、団塊世代が孫と一緒に番組を見て購買することで「世界名作劇場」や「日本昔ばなし」が復活してたりするかもしれませんが。。。


まだまだつらつらと考えている段階であまりまとまっていないのですが、テレビというマスメディアは今後団塊世代と相性のいいターゲットメディア化していくのではないか?という仮説を持ってウォッチしています。いつまでもマスであることにこだわり続けるよりも、購買意欲の高い特定のターゲットと相性がいいことを強みとして再構築する方法もあるんじゃないかなぁと考えています。


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2009/11/13

時系列写真共有サイト「1DAY1SHOT」って単純だけど見せ方がうまい!

写真共有サービスはflickrをはじめ、いろいろなものがありますが、
この「1DAY1SHOT」というサービスでは時系列で見せるという表現を選択しています。

























↓このカレンダー表示によって
ものすごく「人を表す」情報が一瞬でつかめてしまいます。























アップロードした画像についたEXIF情報を元に写真を時系列に並べるようです。

WEBサービスにおいても、情報整理して伝えるための
フォーマット設計はますます重要になってくると感じています。


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