たまたま同じテーマになっていたものが三冊重なりました。
本を選ぶときには、やはり自分の問題意識がフィルターとして
働いているので、こういった偶然のようで、実は潜在的に自分が求めていたものに
気がつけることがありますよね。
さて、自分が求めていたものは何だったかというと
三冊とも「世界を見る視点」を提示してくれている本でした。
一冊目は、内田樹さんの「日本辺境論」
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創られてきた文化だという主張です。その視点で日本を見るという視点を与えてくれます。
二冊目は、寺島実郎さんの「世界を知る力」
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地政学的な観点や、歴史上の視点をベースに世界の捉え方を提示してくれています。
寺島さんの本は、いつも刺激的で、昔も「坂の上の雲」を読んだあとに
「1900年への旅」を続けて読んだことを覚えています。
三冊目は、高城剛さんの「オーガニック革命」
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「オーガニックは、パンクやIT革命と同じようなムーブメント」だという視点を提示してくれています。この本でやっと「グリーン」「オーガニック」の違いを理解できました。
世界で起こっている現象を、関連を整理した上で提示してくれる本であり、世界の読み取り方を教えてくれる本です。
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「龍馬伝」を見ていても、「坂の上の雲」を見ていても
なぜ、あの時代の日本人が(もちろん一部のエリート層であることは理解していますが)
世界とのつながりがあそこまで強かったのかという大きな衝撃を受けました。
そして、webでつながっている今のほうが、世界を読み解く力が退化してしまったのではないだろうか?というのが今の自分の抱いている課題です。
各種本を大量に読みながら、視点を得ていくことと、今年もあちこち旅行しながら、自分なりの世界観を引き続き身に付けていこうと思います。去年は、アメリカとアジアばっかりだったので、今年は時間を作ってヨーロッパにも久しぶりに行っておきたいですね。
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