大阪の友人が、東京に3週間の”家族留学”に来ています。(さらには主催イベントまで開催してる!)その様子を見ていると、この限られた時間に多くの人に会い、子どもと東京で体験できるアトラクションを満喫し、多くの街を体感しながら、住み心地を観察し・・・本当に貪欲に楽しんでいるようです。
地方出身の私にとって東京は、情報にしてもイベントにしても溢れているうらやましいロケーションだったはずです。羨ましいなんて生半可なものじゃなく、大きな飢餓感を持っていました。「ああ、東京に居たら、あれもこれも行くのになぁ」と。
それが、東京在住も15年以上が経ち、その飢餓感をすっかり忘れてしまっている自分がいることに、気がつきました。
旅行先の注目のスポットは訪れたことがあるのに、自分が住んでいる都市は、いつでも行けるからこそ、観光で来た人よりも知らない場所がたくさんある。。。
海外の都市に行ったら、会いたい人には「この機会に会ってもらえませんか?」と言えるのに、いつも住んでいる場所では、逆に先延ばしして会いに行かない。。。
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人間にとって、この一度手にいれた環境や、一見お尻が決まっていない時間に関して「緩く」なる感覚は、共通のものなのでしょう。
だからこそ、以下の2つのアプローチが必要になります。
1:定期的に自分を好奇心が出る環境=いつもと違う環境を求めて、旅行することで新しいものを吸収する。
2:自分のいる環境を「旅行者」として訪れたとしたら、何をするのか?を自分に問い、時間は有限だということを痛感しながら切迫感を持って行動する。
今まで、自分は1ばかりを求めて動いていたように思いますが、ちょうど子どもが産まれて今までより長距離移動のフットワークが望めなくなったので、その分2のフットワークを意識していかなくちゃ。
いや、違うな。やっぱり1も2も「有限」な人生を意識しながら、貪欲に生きよう。そんな教訓を大阪の友人からもらえました。やばいやばい。好奇心に貪欲に生きなくちゃ。
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