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2009/10/10

「ブラタモリ」や「歴女」など、歴史を感じるものがウケる理由。

NHKで始まった「ブラタモリ」という番組。ご存じですか?

掲載してある番組紹介文によると
タモリさんの知られざる趣味、それは古地図を持っての街歩き。多忙なスケジュールの合間を縫い、街の変貌や歴史の名残に目を向けながらブラリブラリ・・・
どんなに都市開発が進もうと、どこかに見え隠れするかつての街並み。誰も目に留めないような意外なモノをきっかけに、江戸や明治、時には古代の風景さえ思い浮かべてしまうタモリさんの空想。そんな一味違う街歩き、それがブラタモリです。
タモリさんの目を通して、時空の向こうへと旅してみませんか?


この番組を見ていただくとよくわかりますが、
なぜか知的好奇心がものすごく満たされます。


そこで、ブラタモリを見て感じたことをtwitterでつぶやいてみると、すぐに反応がありました。



ブラタモリが面白いのは、身近な所に歴史との繋がりが発見できる喜びがあるから。フワフワと生きている現代でもちゃんと根っこが確認できて安心できるから。
posted at 22:31:30
RT 次回もみたくなりますよ。@yzmoon@atobeck 実は初めて見たのですがおっしゃる意味がよくわかりました。<ブラタモリ
posted at 22:52:06





実は、こういった自分の身近に、歴史とのつながりが感じられることが非常に少なくなってきているため、私たちはこの手の情報に驚いてしまうのではないでしょうか?

戦後と戦前でぱっきりと分けられていて、壁ができており、その前の情報は閉ざされているかのようです。教科書や歴史小説などで読んだ世界が自分たちのいる今の世界とつながっているんだと言うことに気がつくことが「サプライズ」になってしまうのだと思います。

どうも、現代に生きていると、対世界という「横のつながり」は感じやすいのですが、逆に歴史という「縦のつながり」を感じることが希薄です。今までは祖父・祖母などの話から「縦のつながり」を意識できる環境で、逆に「横のつながり」を感じることは少なかったのかもしれません。それが、逆転してしまっているのでしょう。

だからこそ、「歴女」ブームや「お城」ブームが起こり、この「ブラタモリ」に知的好奇心が満たされます。やはり、人間足りない部分に惹かれるんだなぁと感じたトピックスでした。


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