グローバル サイトタグ(gtag.js)

2011/02/23

ソーシャルメディア時代には、企業コミュニケーションも「草食系」になる

やっぱりそうだよなぁ、と思ったことがあるので
自分なりの解釈に直して備忘録的にblogに書いておきます。
後々原稿書くときに使えるかもしれないからw

マスメディアの時代には、企業自体が感情をこめて、自社のことを宣伝していた。
しかし、ソーシャルメディアの時代には、企業は自分の事実だけを発表し、
ファンだったり、利用した人が感情をこめて、その企業の宣伝を行うようになる。

マスメディアが元気な時代には、人間も企業も「肉食系」だった。
ガツガツと上昇志向があり、「オレがオレが…」のオレオレ主義だった。

右肩上がりの経済成長を目指し、従業員が多くて、上場企業であることを誇り
お化粧してでも、自分をよく見せようと背伸びしてやってきた。

CMやマス広告を使って、より豊かになる生活を目指させる。
所持することの喜びや、持っていることで作られる自分像を想起させる。

一方で、これからは企業も「草食系」になる必要がある。

自分の事実をありのままに伝える。
失敗したことや、ダメな部分もさらけ出す。

自分たちに大事にしている価値を信じ、別に他社と比較されても
うちはうちの価値観でやってますから真摯に対応できる。

従業員数や、売上や上場企業であるかなどはまったく関係なく
いかにユーザーに愛されているのかを重視する。

やはり、新しく生まれた人間のが先に進化して、
企業や社会の仕組みが遅行して変わっていくのでしょう。

次は企業の「草食」化、草食企業が注目されますよ。


無印良品や、ANAなど日本企業でうまく
ファンとのキズナができている企業には
もともとブランドのDNAに
草食要素が組み込まれているのかもしれないなぁ。
そうすると、ブランドの作り方自体変わってくるかもなぁ。




にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村