今までも、IDEOの本はすべて評価してきましたが、この本もすばらしいです。
民俗学、行動心理学のように
ユーザーの行動を研究して、そこから商品デザインや
ユーザーインターフェイスを作成していくのがIDEOの手法です。
その基になる、人間の無意識の行動を
おもしろおかしく写真事例豊富に紹介している本です。
・「自転車のかご」をゴミ箱として利用してしまう行動
・傘を服のポケットにひっかけることで両手が自由にする行動
・Tシャツにサングラスをひっかける保管行動
・ジョギングのときに、靴紐にカギをしまう行動
などなど。
なるほどなぁ。確かにあるよなぁという人間の行動に気づかせてくれます。
これをちゃんと発見した上で、デザインに落とせているかが大きいわけですよね。
最近もたくさんの本を読んでいるのでが、
blogで紹介しようというまでの想いがなかなか持てなかったのですが
この「考えなしの行動?」は紹介するところまで体が動きました。
アイデアが必要なときの、リファレンス本として
一冊あると気分転換にめくりながら「ひらめき」が産まれそうです。
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夏休みにじっくりと、本当のデザイン。
ユーザーインターフェイスについて勉強したい人は
こちらの名著もあわせてどうぞ。
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