先週金曜日、リクルート97年入社同期15周年記念同期会が行われました。
なんと、100人強の同期のうち半分50名以上が東京に集結しました。全員が東京にいるわけでもないのに、各地からいや世界中から集まってきました。相変わらず、優先順位がよくわかっているw
リクルートを卒業した人間も、現役リクルートの人も、それぞれ自分の持ち場で活躍し、離れていても刺激を与えてくれる素敵な仲間たちです。同期といっても、一緒に仕事をしたことがある人はほとんどいません。でも、なぜかすごく安心して、話ができる人たち。きっと、それぞれが本気で自分の人生を生きて、苦労もしてきているからなのかなぁ。
この人たちみんな楽しむことに手を抜かない。。。近況が書かれた名簿、会を盛り上げるための事前アンケートやパーティ内容、読み物としてもかなり充実しているインタビュー集である15周年同期会冊子、入社式の映像、入社したときの豊富が書いてある当時の新入社員名簿etc. 昔からそうだったけど、楽しむための工夫や仕掛けの遊び心を、どんなに忙しくても忘れない。
上の写真の同期会冊子の作成を手伝ったのですが、表紙イラストをお願いするときに、同期会の表紙のテーマを何にしようか悩みましたが、結局モチーフはカモメ。
僕らが入社した頃のリクルートはカモメがシンボルマークでしたが、それだけでなく、同期のことをイメージしたときに思い浮かぶイメージが、自由にしなやかに飛べるカモメでした。それを伝えて同じく同期の長浜くんが仕上げてくれたデザインが上の写真です。なんと一羽として同じカモメがいないというこだわりのストーリーを仕込んでくれました。
冊子の編集後記にも以下のようにコメントしました。
「しなやかに群れずに飛べる人」。僕がイメージする同期像です。一人一人が頭と心で判断して、勝手に動ける。環境にあわせて、自分ができることを見つけ、しなやかに変化していける。そんなことを長浜君にイラスト化してもらったのが、この表紙です。これからもみんなと、カモメらしく空を飛べていけるといいなぁ(跡部徹)
奇しくも、この冊子の中に常見陽平くんがまとめてくれた当時の採用責任者(現リクルートスタッフィング代表取締役社長 長嶋由紀子さん)へのインタビューで、97年入社組の採用基準が明かされていました。
機動力のある自ら動ける「自動巻人材」であり、「自分の上司になれるレベルの人間」という2点があげられていました。
この入社基準を聞くと、こんなに個々のキャラが立った人たちの集団なのに、なにか同じフィルターがある理由がよくわかりました。それぞれが自動巻人材だから、いまだに勝手に自分で自家発電して、勝手に飛べる仲間。
本当に、この同期の一人に入れてもらえてよかったなぁ。みんなを楽しませるために奔走してくれた幹事の皆さんに感謝です!!
蛇足:入社した年に購入して、いまでも持ってるものって何かあるか考えてみたら、ありました!あちこち引っ越しても一緒に過ごしてきたバタフライスツール。同期のみんなが熟成しているように、この家具もいい味になってきている。
そして、このタイミングでバタフライスツールを作っている天童木工と企ましてもらっている不思議な機会にも感謝です。やっぱり好きなものなどは本当に当時からまったく変わっていないなぁ。
あと、自分の新人としての抱負を読んで、何も変わっていないことに驚愕してしまいました。。。会社員になった人が抱負として書くことだろうか・・・。
植草甚一のような困ったジジイで、なおかつ、高城剛のような移動力を持った、ポール・ウェラーのような雰囲気の人になるため人生修行中。
変わらないものと時間によって熟成するもの、どっちも大切。いつにもなく長いBlogになっちゃったじゃないか。それだけの熱をもらってしまったようです。。。
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