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2012/01/24

過去の自分の好奇心が、今の自分の武器になっている

「一人株式会社」という自分にとって働きやすい環境で、生計を立てられているのは、過去の自分がその都度仕入れをしてきたおかげだなぁと、ふと感謝することがあります。

先日も、そのことをtwitterでつぶやきました。

過去の好奇心の動きが、自分の知識の蓄積、実践経験になり、今僕を食べさせてくれている。そう考えると、自分の好奇心の源泉がなんなのかって、すごくすごく重要なことなんだろうな。
痛感するのは、今までの人生で自分の好奇心がやってきたことすべてが、自分個人をラベリングするときの「引っ掛かり」になってくれるということです。まさしく、スティーブ・ジョブズのコネクティング・ザ・ドッツの話です。




過去の自分の好奇心が重要だと思うのは、以下の3つになります。

1:自分の得意分野という「のれん」を掲げることで、知識と経験の集積が起きる
・その都度、目の前の課題に好奇心いっぱいに取り組むことが、未来に活きる

私の場合、得意分野が、メディアを活用した新規事業立ち上げのお手伝いという非常にニッチな分野に絞っているため、クライアントの業種や扱う分野はプロジェクトごとにバラバラです。


しかし、このニッチな分野の経験が蓄積していくことで、他のプロジェクトで起こったことに置き換えたり、共通項や異なっている部分を発見したりということが、どんどんやりやすくなっていきます。自分が過去にどっぷりと、その都度取り組んだことによって、そのジャンルにおける相場観やツボなどを獲得できているからこそ楽になっていくのでしょう。




2:仕事と直接には関係ない分野で、個人として好奇心を持ってやっていることの掛け合わせが活きる

小さな会社や個人において、声がかかるのはたいてい人づてです。相談された人が、「だったらこんな人がいるよ」と紹介してくれたことがスタートになることが多くなります。


さらに、「デザインや建築、音楽好きだしね…」という個人的趣味の掛け合わせ、もしくは、「この分野の書籍書いてるよ…」「blogでこういうテーマ書いてたよ…」という過去のアウトプットが組み合わせになることもよくあります。


3:企業に勤めていた時代の掛け合わせ


過去に、企業で自分が担当していた分野ややってきたジャンルなどは武器になります。だからこそ、企業に勤めている頃から、目の前にある仕事に積極的に取組む好奇心は重要です。その分野に詳しく慣れるチャンスがあるし、あなたの売りになるのですから。




僕の場合は、上記3つでしたが、人によってバリエーションはいろいろあると思います。実家でやっている職業が武器になるかもしれませんし、海外のとある都市にあるネットワークが武器になる場合もあります。アルバイトでやっていた分野が売りになるかもしれません。


今やっていることに夢中になる好奇心と、その蓄積が今の自分の武器です。日々過去の自分の好奇心に感謝して、未来の自分のために、今の好奇心に従っていくことにします。


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