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2013/04/16

会社の肩書き以外の自己紹介名刺を持つのが普通の時代。

湯川鶴章さんが書いた「天職を収入源にしない生き方。でも名刺の肩書きには書く」というBlog記事を読みました。


20世紀は、収入源にアイデンティティを置いて、収入源を名刺に書いた。でも21世紀は、収入源じゃないことにアイデンティティを置いて、名刺に書くようになるんじゃないか。


僕自身も、先日「仕事が足りないわけじゃなくて、尊厳を感じられる仕事が足りない というエントリーを書いたばかり。
大きな市場で通用するスキルやエッジをもたない人が、どうやって尊厳を得ればいいのだろうか?

それは、大きな市場で勝負しないこと。もしくは、収入を得る仕事とは別に、尊厳を得るための仕事を別に持つこと(金銭的な報酬は得なくてもいい)だろう

いままでは、名刺=会社から与えられるものだったから、自分の稼ぎとしての所属を表明することが当たり前でした。でも、会社の仕事以外で自己紹介するときに、稼ぎ先の話をするのではなく、自分が意志を持って活動していることを通して自分の人となりを表すのは、すごく自然なことです。

自分を他人に見せるときに、複数のパターンがあるのは悪いことではありません。実際、いろいろな場で自分の取り組んでいることを表明する個人名刺を出す方が多くなってきています。個人的には、本業を隠すために個人名刺を持つのには共感できませんが、本業以外のプロジェクトも説明するために、個人名刺を持つのはすごく共感できます。

逆に、以前から違和感があるというか、こうはなりたくないなぁ・・・と思ってしまうのが、「会社での地位だけが自分のアイデンティティになってしまう人」。そこを狙って、退職前の肩書きである名刺を純金でつくって飾っておく商品までありますから。(商品としては、ターゲットも明確だし、よくだきていますよね)


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