以下、NBonlineより引用です。
メディアではなく個人の話になりますが、やはり英語圏だとこんなに世界とつながっているのかと思うに至ったのが、80年代を代表するロックバンド、ジャーニーの新メンバーの選出の話題です。
ジャーニーの選択。新ボーカルはYouTubeから
スティーブ・ペリーをボーカルに擁し、一世を風靡したジャーニー。そんな彼らが、新ボーカルに選んだのが、YouTubeにジャーニーのカバーを歌う映像があがっていたフィリピン出身の歌手アーネル・ピネダさん、40歳です。
カバーバンドのボーカルが、本家本元のメインボーカルにいきなり抜擢されるのもビックリですが、これもまた「世界がネットでつながっている」ということを如実に物語っています。
先週の記事で紹介したレディオ・ヘッドや、ウルフルズなど、ビジネスの転換期にあると言われる音楽業界から、こうした野心的な試みが次々生まれるのもまた、変化に対応するものこそが生き残るというダーウィンの法則にのっとった自然な流れなのかもしれません。
では日本人が、長くアメリカに統治されてきた歴史を持つフィリピンの歌手のように英語でいきなり歌えるかといえば、それは現実的ではないでしょう。やはり日本語の壁を越えるのは容易ならざることのようです。
その壁を越えるために、例えば今からでも英語を学ぶといったことは決して遅すぎるということはないと思うのですが、できることはそれ以外にもあると思います。