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2014/02/13

「自分でコントロールできる時間が増える」とパフォーマンスが上がるというシンプルな仮説。


人生を楽しんでいる人と不平不満を言いながら過ごしている人で、一番大きく異なるのが「時間の裁量」ではなだいだろうか?

時間の裁量は、時間に余裕があるか?とかゆったりできているのか?ということではない。多忙だって人生を楽しんでいる人は沢山いるし、暇だからといって幸せなわけではない。

じゃあ何が違うのかというと、「活動時間に占める自分のやりたいことをやっている時間比率」だろう。


自分で自分の時間に裁量権を持ちやすいのが、インディペンデントな働き方をしている人や、起業をしている人。一方で組織に勤めていると分業やしがらみの中で、時間の裁量権を持ちづらいという傾向は間違いなく存在している。

もちろん、企業内にいても「自分でコントロールできる時間」を増やす工夫はできるし、組織から出て自分でやっている人にも「自分でコントロールできる時間」を有効に使えていない人もいる。

あくまで傾向として考えていくと(自分の経験も含めて)、大きな組織に属している人には、その時間をどんどん他の人からのアポイントや会議でびっしり埋まってしまう。

自分の部署の戦略を考えたり、来期に向けた仕掛けを行ったりする時間はちゃんと存在するし、自分で受けたい社外研修を受けにいったり、話を聞きたい人にヒアリングに出かけたりも「自分のやりたいことをやっている時間」に当てはまる。会社員にとっても至福の時間と言ってもいいだろう。

とはいえ、この時間に対して圧倒的に組織システムに占有される時間が多くなってしまう。

部下の査定のための時間、定例会議という名前のたくさんの「定例」化することでの安心感、会議を招集する人の手間を省くために半年先、一年先まで押さえられている会議・・・。


それがインディペンデントな働き方や起業をしている人は、“定例に支配される”流れからは無縁になってくる。必要なのか不必要なのかをジャッジして、選んでいくことが当たり前だからだ。

そうすると、「自分でコントロールできる時間」を持っている人たちは、昼間だろうが、平日だろうが、どんどん未来へ向けた打ち合わせを行うことができる。面白そうだと思ったことを、共有したり、企んだりすることができる。

この違いはすごく大きいじゃないかなぁ。
こちら側にいる人たちも、同じように忙しいかもしれない。
けれども、その忙しさは自ら望んだスケジュールや未来へ向けた仕込みのための愉しい時間によって忙しいのだ。

仕事へのパフォーマンスや充実感の違いは、実は、この「自分でコントロールできる時間」で決まってくるんじゃないのかなぁ?

そんなことを書いている僕には「育児」という定例が。。。いや、これも大事な未来へ向けた取り組みですよ!(キリッ)。


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