前にちょろっと書きましたが、
読み終わったなのでまとめをメモしておきます。
実績ではなく、未来に投資する時代のはじまりを
ジム・クラークという人物に1年密着することで
描いた作品です。
・時代考察や、歴史の話として見る方法
・ジム・クラークの発想、行動を見る方法
僕個人としては、前者よりも後者の観点で面白かったです。
新しい未来像を描いて、その未来で起こることに必要な
社会システムを発想し、会社を創る。
その会社に、魅力的なVCや投資家を集めて
パブリシティをうまく活用しながら、期待をつり上げていく。
集めたお金を、できるだけ開発者たちに配分できるようにする。
従来の資本主義とは異なり、資本家だけが潤うのではなく
創業時の開発者、技術者も潤う仕組みを成立させた。
ジム・クラーク自身が、実績が実績を呼び込むように
期待値を上げていく方法をとれていたことがすごい。
今、この本に夢中です。
梅田望夫さんが紹介されていたので読み始めてました。
ジム・クラークの人となり、行動、考え方、
あの当時のシリコンヴァレーやnetを取り巻く環境など
いろいろ考えさせられます。
私も、イノベーターというかコンセプター要素が非常に強い性格なので
この本を読みながら、いろいろ考えています。
読み終わったら、ここの部分について考えを整理しますね。
そうなんだよなぁ。新しいものや未来が見えると今に興味がなくなっちゃうんですよね。