リピーターを増やす逆転の発想44 光文社
ジェフリー・J・フォックス
この本。リピーターの本というよりも
「マーケティング」のキモが詰まったとんでもなくいい本でした。
こんなに平易な言葉で、これだけのボリュームで
キモの部分が驚くほど詰まっているのがすごいです。
これは、実際にマーケティング戦略をやってきている人間だから
「なぜ顧客は逃げてしまうのか」という本から
いろいろと立ち上がってくるのかもしれません。
でも、絶対に良書です。
ちょっとさわりだけでも紹介します。
この「デキるマーケターのための確認テスト」を見てください。
すばらしい項目の抽出です。
■製品についての質問
1.なぜ、あなたの製品は開発されたのか?
2.あなたの製品の存在意義とは何か?
3.どんなマーケティング理論の裏付けがあるのか?
4.市場規模はどれくらいか?
5.どこでどのように使うことができるのか?
■顧客についての質問
6.顧客があなたの製品を買うべき理由は何か?
7.製品によって満たせるニーズとは何か?
8.顧客が買わない理由を見つけるとすれば、それは何か?
9.買い渋る顧客に対して、営業マンはどう説得すればよいのか?
■製品のメリットについての質問
10.すべてのセールスポイントを説明したあとに、「
うまく切り返せるのか? あなたが主張するセールスポイントは顧客にとって重要なことなの
11.各セールスポイントから、
12.数字を使って、
■ライバルについての質問
13.顧客は今どんな製品を使っているのか?
14.顧客はなぜ他社の製品を買おうとしているのか?
15.顧客が今使っている製品の欠点とは何か?
16.ライバル製品とあなたの新製品との違いは何か?
■製品の価値についての質問
17.顧客があなたの製品を使わないとすれば、
18.その計算の根拠は?
19.製品の価値をお金に置き換えたとき、顧客から見たROI(
20.お金に置き換えられた「製品の価値」は、どのようにして「
ライバル製品と比較して、どれくらいの差があるのか?
■広告についての質問
21.あなたの製品を一番うまく活用している人(もしくは、
具体的には、どのように活用したのか?
22.(広告でアピールしている)
僕が特に刺さったのは
製品のメリット部分。金額換算、
それができたら、営業トーク。営業ターゲット。
広告のコピー。広告ターゲットも決められる、というあたり。
その通り。これ、ずっと自分もやってきている部分だなぁ。
そこが、営業の強い会社の特徴だと思います。
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