「仕事のありかた」について書いておきたいと思います。
表題にあるように「編集長との役割とは?」です。
実は、自分が編集長になるときに、
編集長にもいろいろタイプがあることを考慮した上で
果たして、自分がやるべきことは何かを考えました。
結果、「飲食店のオーナーシェフ型編集長」が
ベストなのではないか、という結論に至りました。
対極にあるのは、「飲食店のシェフ型編集長」です。
2つの違いは、前者は収益責任まで負うことになり、
後者は、ユーザー集客、満足度を上げることに特化することになります。
もちろん、収益責任を持ち出すと
読者のみにむかって純粋に求められる記事が作れなくなるので
編集長の役割はユーザー数という考え方もあると思っています。
シェフ型編集長ももちろん間違いではないと思っています。
※小悪魔agehaの編集長は、シェフ型編集長の成功事例だと思います
ただ、自分の場合どちらをやりたいか?と考えたときに
「オーナーシェフ型編集長」を選択しました。
いいものを作っていても、商売的に失敗していたら
意味がないと考えていたからです。
読者に喜ばれて、商売(クライアント、自社にも喜ばれる)にも成功するを
目指したというのは、リクルートで洗脳(笑)されたからかもしれませんが。
オーナー型編集長の業務は以下のループになります。
■1
自分のお店の「売り」を何にするのか?
求められていることは何なのかを明確にする。
社会に提供する「とんがり」「提案の方向」を打ち出す。
■2
自分のチームの収益や能力を考えた上で
どこに資源を投下するのかを上記に基づいて決定する。
■3
オーナーシェフであるのは、シェフ自らが
商品の売りを最終ジャッジ者としてコントロールする。
そして、プロモーションも「売り」が
きちんと訴求できているのかを統括する。
■4
そして、お店の売上げ、収益にも責任をもって
打ち出したものによって、「結果」がどうなったかを確認。
その結果によって、1で立てた方向性を再確認する。
1の修正を行う。
■5
1〜4のループを続けながら
「扇型の螺旋階段」を登っているイメージで
媒体自体を、どんどん強くしていく。
<まとめ>
一番メッセージしたかったことは以下のことです。
手垢のついた「職種役割」であっても
自分なりにどんな「職種役割」を目指すのかを再定義してみてください。
自分がやりたいことと、会社に求められていることを
うまく重ね合わせることが必要ですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿