時代が複雑になると、振り子が振れたようにシンプル化を求める人が多くなってきます。すでに、その兆しはいろいろあるのですが、今までの価値観からは驚きだったのがこのビジネスです。
なんと、「減築リフォーム」が増えてきているそうです。
不動産=広いほうがいい。面積が大きいほうがいいという固定概念がありました。
確かに子供も巣立ち、部屋が無駄に空いているようだったら、減築したほうがメリットがあるようです。固定概念が目を曇らせますね。
■減築リフォームのメリット
・使わない部屋を減らせる
・減らした部屋の掃除が必要なくなる
・冷暖房、電気などの維持コストが安くなる
・固定資産税が安くなる
などほど。理にかなっていますね。
人口統計から見ても、理にかなったビジネスです。
一世帯あたりの人数は減少してますから。
時代背景として、情報にしろ、
やらなくちゃならないことにしろやることがいっぱいいっぱい。
→「自分のコントロールできる範囲・量が心地いい」
だからこそ、減らすことに価値を見いだしているのでしょうね。
そういえば、他にも、フル機能ではなく「これしかできない」が価値になっているポメラや手の込んだ料理よりも、素材の味が楽しめるシンプルな食事のほうが高いというのも同じ背景だと見ています。
高カロリーが価値だった時代から
省カロリーが価値の時代にますますなりそうですね。
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