自分がこだわっていることは、この「はみ出し者」であることをkeepすることだと認識しています。
よくよく考えてみると、小さい頃から僕の気になるロールモデルの人々はカテゴライズできない職業の人たちでした。
糸井重里さん、桑原茂一さん、イームズ夫妻、高城剛さん、ポールウェラー、タイラーブリュレ、伊丹十三さん、橋下徹さん(アプレミディや元Bounce編集長のほうです)、ニーハイメディアのルーカスB•B、ナガオカケンメイさんなどなど。通常の職業枠から越えたところで活躍している方々です。
もちろん、それぞれに軸となる分野があるのですが、そこから広げて行くところで緊張感というか面白みが出て来ているように感じます。
複数の職業タグが付いており、いろいろな分野に越境し続け、結果的に新しい職業を作りだしているように思います。(だからこそ、スーツを着ない職業にもともとこだわっていたり、高校の選択基準が制服がないことだったりしたのも潜在的に関係している気がします。)
私も気が付いてみたら、複数タグが付く越境者のはみ出し者にどんどんなってきています。喜ばしいことに、はみ出しが増えてきています?!
「空気読み」というコンセプトで起業したこと自体が通常の枠組みではない「ナナメの切り口」を意識していました。メディアの立ち上げやコンセプト設計という職業。書籍などのコンテンツを産み出すという職業。インタビューやトークショーを通して新しい生き方を紹介して行く職業と広がってきました。
と越境するに連れ、私の肩書きをなんと表現すればいいのかが難しくなってきます。よく一言で自分を表現しなければならないと言いますが、一言で表現する肩書きがないのですから。しかしこれは歓迎すべきことだと最近は捉えるようにしています。表現すべき肩書きがないということは、自分が新しい職業を作り出しているということですから。
結局、「空気読み」というコンセプトでいろいろなことに取り組んで行く。それが新しい職業になり、新しい道を作り続ける。そんなはみ出し者活動を今後も続けて行ってやろうと思っています。ありきたりな肩書きで表現できる職業には不安定さも危なっかしい感じもなくてつまらないですよ!自分で新しい肩書き分野を開拓していきましょう!
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グローバル サイトタグ(gtag.js)
2010/09/24
2010/09/20
同じターゲット層を持つ他社と相乗りマーケティング。MONOCLE×TOMORROWLAND
雑誌MONOCLEがTOMORROWLAND丸の内店でショップインショップを行うということで見てきました。創刊時からこの雑誌のファンなので、見るだけのつもりでも買っちゃうわけですよ。完全に狙い通りです。(冷静になって考えてみると、ロンドンの雑誌サイトでポンド建てで購入したほうが安かったはずだよね?)
まさしく、「相乗りマーケティング」です。同じターゲット層のブランド販促に協力することで、そのブランドの顧客を自分の顧客にするというマーケティング手法です。
DEFRAGでのタイラー・ブリュレのインタビュー映像
http://mediadefrag.jp/people/profile027tylerbrule/
まさしく、「相乗りマーケティング」です。同じターゲット層のブランド販促に協力することで、そのブランドの顧客を自分の顧客にするというマーケティング手法です。
以下、引用。
で、ショップの方に話を聞いたところ、実際MONOCLE編集長のタイラー・ブリュレをはじめとしたMONOCLEチームがよくTOMORROWLAND丸の内店に買い物に来るそうです。本当はマーケティングどうこうじゃなくて、そこからショップインショップが始まったのでしょう。そのぐらいの、力の抜けた企画スタートのほうが意外とうまくいくんですよね。プレミアムメディア"MONOCLE"が展開する"THE MONOCLE SHOP"が9月17日(金)から26日(日)までの間、期間限定でトゥモローランド 丸の内店にショップ イン ショップとして登場します。"MONOCLE"が世界各国の厳選されたブランドとコラボレーションしたアイテムが揃います。〈about...MONOCLE〉
ロンドンを拠点にスタートした"MONOCLE"は、雑誌、ウェブサイト、さらにリテール機能をあわせもつ既存の枠を超えたプレミアムなメディアです。雑誌とデジタルの連動によって、男女を問わず世界90カ国以上の知的で好奇心旺盛な読者にオリジナリティあふれる最新情報を提供し続けています。世界情勢、ビジネス、文化、デザインに焦点をあて、常にその動きをウォッチすることが"MONOCLE"の使命なのです。◀issue 35.volume 04 JULY/AUGUST 2010→MONOCLE Official Site
〈EDITOR in CHIEF Profile:TYLER BRULE〉
"MONOCLE"編集長/クリエイティブディレクター カナダ生まれ。
1989年にイギリスに渡りBBC番組Reportageにてジャーナリストとしての経験を積む。1996年、雑誌『Wallpaper』を創刊し、その手腕で瞬く間にその名を有名にし、そのデザインと内容を高く評価され数々の賞を受賞。また2000年、彼自身も編集者として最高栄誉と謳われるThe British Society of Editor's Lifetime Achievement Award(功労賞)を受賞した。
2007年2月、"MONOCLE"を創刊。[日程]
9月17日(金)~26日(日)
DEFRAGでのタイラー・ブリュレのインタビュー映像
http://mediadefrag.jp/people/profile027tylerbrule/
2010/09/18
アーティストSarah Tseさん講演@東洋美術学校での気付き。
東洋美術学校副校長の中込さん(@dconcert)にご招待いただいて、学生向けの講演に参加させていただきました。香港出身でロンドンのセントマーチンを卒業し、アーティストとして活躍しているSarah Tse(サラ・ツェー)さんの講演です。
いろいろと気がついたことがあったのでblogに記録しておきます。
■AIR:アーティストインレジデンスという化学反応を起こさせる仕組み
今回日本には、アーティストインレジデンスと呼ばれる地域にアーティストが滞在し、地域の人や環境の影響を受けながら作品を作るプログラムで別府を訪れたそうです。そこで、別府に住む8人の宝物とそのストーリーをインタビューし、ドローイングの作品を完成させています。
別府という地域の持つ特異なコンテキスト(過去には新婚旅行に訪れるような観光地。温泉が地域のコミュニティの中心にある土地。港町で外から移ってきた人が多い地域。そして、衰退してしまった地域)が、香港出身のサラにどんな化学反応を起こさせるのかという仕掛け自体が興味深いです。
■クリエイターを育てる学校で、年齢の近いロールモデルを見せること
東洋美術学校という日本のアートスクールで、未来のアーティスト候補である学生たちに、ロンドンのセントマーチンを卒業して活躍し始めたアーティストを引き合わせる。そして、彼女の口から今回の初めての個展のことや今の表現に行き着くまでの紆余曲折を語ってもらう。これ以上に刺激的な授業はないと思います。
講演の最後に未来のアーティストである学生に対して、サラは以下のメッセージを送っていました。
このことをすでに気がついていて、学生へのメッセージとして提供できるのはすごく深いです。。。
■学生をさらに巻き込む次に繋ぐ仕掛け
最後に面白いなぁ、と感心したのがサラの東京での個展準備を手伝ってくれるボランティア学生をこの場で募うという仕掛けです。これは、きっと副校長の中込さんから学生への更なる機会のプレゼントだと思いました。
話を聞けるだけでなく、一緒に個展設営を手伝うことで多くのことを学べるし、何より擬似体験ができるのではないでしょうか。アーティストとしても人手が必要でしょうし、学生としては機会が得られる。いい仕組みだと感じました。
今回、学生に混じって講演を聞けにいけたお陰で、いろいろなことに気が付けました。中込さんご招待いただきありがとうございました。
■サラ・ツェーさんの中落合ギャラリーでの個展情報
2010年9月25日(土) ~ 10月9日(土)
人も物も、すべてゆかしき、奇妙な驚きの物語り 展
http://www.nakaochiaigallery.com/jp/index.html
Tokyo Nakaochiai Gallery
Sarah Tse (サラ・ツェー)
期間中の開廊日時 : 木曜日 / 金曜日 / 土曜日 12:00‒17:00
上記以外の日時でご覧になりたい方は、ギャラリーまでお問い合わせください。
いろいろと気がついたことがあったのでblogに記録しておきます。
■AIR:アーティストインレジデンスという化学反応を起こさせる仕組み
今回日本には、アーティストインレジデンスと呼ばれる地域にアーティストが滞在し、地域の人や環境の影響を受けながら作品を作るプログラムで別府を訪れたそうです。そこで、別府に住む8人の宝物とそのストーリーをインタビューし、ドローイングの作品を完成させています。
別府という地域の持つ特異なコンテキスト(過去には新婚旅行に訪れるような観光地。温泉が地域のコミュニティの中心にある土地。港町で外から移ってきた人が多い地域。そして、衰退してしまった地域)が、香港出身のサラにどんな化学反応を起こさせるのかという仕掛け自体が興味深いです。
■クリエイターを育てる学校で、年齢の近いロールモデルを見せること
東洋美術学校という日本のアートスクールで、未来のアーティスト候補である学生たちに、ロンドンのセントマーチンを卒業して活躍し始めたアーティストを引き合わせる。そして、彼女の口から今回の初めての個展のことや今の表現に行き着くまでの紆余曲折を語ってもらう。これ以上に刺激的な授業はないと思います。
講演の最後に未来のアーティストである学生に対して、サラは以下のメッセージを送っていました。
「アーティストになること。それは一日ではなれないし、長い期間がかかります。強い情熱で常に取り掛からなくてはなりません」とても大切なメッセージだと思います。これは別にアーティストだけのことだとは思いません。全ての個人名で勝負している人たちに共通したメッセージです。自分のブランドが簡単に形成できるような風潮が最近横行しているように感じますが、長く時間をかけて築いて行くものです。人との繋がりだって同様です。うまく言えませんが、だからこそ大人になればなるほど、年齢を重ねれば重ねるほど楽しくなってくる。そして、何かを成し遂げようとしたときに、やりやすくなっていきます。
このことをすでに気がついていて、学生へのメッセージとして提供できるのはすごく深いです。。。
■学生をさらに巻き込む次に繋ぐ仕掛け
最後に面白いなぁ、と感心したのがサラの東京での個展準備を手伝ってくれるボランティア学生をこの場で募うという仕掛けです。これは、きっと副校長の中込さんから学生への更なる機会のプレゼントだと思いました。
話を聞けるだけでなく、一緒に個展設営を手伝うことで多くのことを学べるし、何より擬似体験ができるのではないでしょうか。アーティストとしても人手が必要でしょうし、学生としては機会が得られる。いい仕組みだと感じました。
今回、学生に混じって講演を聞けにいけたお陰で、いろいろなことに気が付けました。中込さんご招待いただきありがとうございました。
■サラ・ツェーさんの中落合ギャラリーでの個展情報
2010年9月25日(土) ~ 10月9日(土)
人も物も、すべてゆかしき、奇妙な驚きの物語り 展
http://www.nakaochiaigallery.com/jp/index.html
Tokyo Nakaochiai Gallery
Sarah Tse (サラ・ツェー)
期間中の開廊日時 : 木曜日 / 金曜日 / 土曜日 12:00‒17:00
上記以外の日時でご覧になりたい方は、ギャラリーまでお問い合わせください。
2010/09/14
男性にとっての「武器」の移り変わりと共通項。
最近、難しいことばかり考えている気がしているので気分転換。
ふと、思ってつぶやいて。そしてなるほど!と感動した記録です。
武器として、自己顕示の象徴になるものたちって時代は変わっても共通項があるなぁ、と。
そこに、「ツヤ」という回答をもらって目が覚めました。
そうか。鈍い「ツヤ」だ。靴だって、鞄だって。鈍い「ツヤ」系のものは自己顕示アイテムだ!
しばらく「ツヤ」系の男性アイテム写真を並べて考え見ようっと。
一見どうでもいいことに思えますが
僕にとっては、このひらめきがのちのち役に立つ重要な情報になるので。
ふと、思ってつぶやいて。そしてなるほど!と感動した記録です。
武器として、自己顕示の象徴になるものたちって時代は変わっても共通項があるなぁ、と。
確かに!RT @deeji_muller: 共通項は「ツヤ」? RT @atobeck: ふと、思ったこと。男性にとって「武器」のポジションのもののニーズの変化。鎧・刀→クルマ・時計・カメラ→ケータイ・PC。でもいつでも自分と一緒に移動出来るもので相手を威嚇するためのツールだよねless than a minute ago via Echofon跡部 徹
atobeck
そこに、「ツヤ」という回答をもらって目が覚めました。
そうか。鈍い「ツヤ」だ。靴だって、鞄だって。鈍い「ツヤ」系のものは自己顕示アイテムだ!
しばらく「ツヤ」系の男性アイテム写真を並べて考え見ようっと。
一見どうでもいいことに思えますが
僕にとっては、このひらめきがのちのち役に立つ重要な情報になるので。
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