自分がこだわっていることは、この「はみ出し者」であることをkeepすることだと認識しています。
よくよく考えてみると、小さい頃から僕の気になるロールモデルの人々はカテゴライズできない職業の人たちでした。
糸井重里さん、桑原茂一さん、イームズ夫妻、高城剛さん、ポールウェラー、タイラーブリュレ、伊丹十三さん、橋下徹さん(アプレミディや元Bounce編集長のほうです)、ニーハイメディアのルーカスB•B、ナガオカケンメイさんなどなど。通常の職業枠から越えたところで活躍している方々です。
もちろん、それぞれに軸となる分野があるのですが、そこから広げて行くところで緊張感というか面白みが出て来ているように感じます。
複数の職業タグが付いており、いろいろな分野に越境し続け、結果的に新しい職業を作りだしているように思います。(だからこそ、スーツを着ない職業にもともとこだわっていたり、高校の選択基準が制服がないことだったりしたのも潜在的に関係している気がします。)
私も気が付いてみたら、複数タグが付く越境者のはみ出し者にどんどんなってきています。喜ばしいことに、はみ出しが増えてきています?!
「空気読み」というコンセプトで起業したこと自体が通常の枠組みではない「ナナメの切り口」を意識していました。メディアの立ち上げやコンセプト設計という職業。書籍などのコンテンツを産み出すという職業。インタビューやトークショーを通して新しい生き方を紹介して行く職業と広がってきました。
と越境するに連れ、私の肩書きをなんと表現すればいいのかが難しくなってきます。よく一言で自分を表現しなければならないと言いますが、一言で表現する肩書きがないのですから。しかしこれは歓迎すべきことだと最近は捉えるようにしています。表現すべき肩書きがないということは、自分が新しい職業を作り出しているということですから。
結局、「空気読み」というコンセプトでいろいろなことに取り組んで行く。それが新しい職業になり、新しい道を作り続ける。そんなはみ出し者活動を今後も続けて行ってやろうと思っています。ありきたりな肩書きで表現できる職業には不安定さも危なっかしい感じもなくてつまらないですよ!自分で新しい肩書き分野を開拓していきましょう!
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