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2011/07/19

「日本人」のイメージチェンジが必要なのかも?



サッカーなでしこジャパンの優勝は感動的だったが、海外メディアでも賞賛のポイントは“well organized”と“never give up”だった。「よくまとまり、決して諦めない」。ふと、震災直後の海外メディアのまとめと同じだと感じました。

海外メディアで賞賛される日本人の特質を把握し、その期待に合わせて自分たちも振る舞ってしまう。海外の人には「日本人らしさ」というステレオタイプなイメージができ、その視点で日本人を観察してしまう。こうやって国民性のイメージは作られていくのかもしれません。


今回の女子ワールドカップ優秀は素晴らしい快挙です。女子サッカーという興行的にも大変な環境でありながら、逆境から世界の頂点まで、辛抱と努力で上り詰めました。だからこそ、「よくまとまり、決して諦めない」というスタイルが有効に働きました。

一方で、今の経済的環境で日本人に求められているのは「固定概念に囚われない発想と、素早くトライ&エラーして要領よくコツを掴んでいく柔軟性」のように思えます。まるで、いままでの美徳である「よくまとまり=協調性」と「決して諦めない=忍耐力」の裏返しです。

しかし、本当に日本人は、固定概念に囚われない発想と、要領よくコツを掴んでいく柔軟性がないのでしょうか? 先に書いたように、「国民性のイメージ」にすぎず、本来は持ち合わせているけれども、スポットライトがあたらないだけかもしれません。

だったら、いま必要なのは、日本人のキャラクターイメージを変えるブランディングを行うことじゃないでしょうか?
・日本人の国民性を表すジョークの本の改訂
(日本人には「みんなやってますよ」と言うとか書いてあるやつです)
・海外で活躍する日本人は、協調性と忍耐力がないことをアピールする
(ストイックじゃないイチロー、とか)
・パスポート発行のときに、性格診断を義務付ける
(結果は「独創性と柔軟性が高い」と診察する)

つまり、日本人ラテン化計画です!
※本当は、まじめなエントリーを書こうと思ったのに、ちきりんさんみたいなおちゃらけ結論に流れてしまいました。。。

いや、まじめな話。日本の中にいる独創性と柔軟性がある人たちは、こぞって海外でアピールしましょう。それが、ステレオタイプの日本人のイメージを変えることにつながるでしょうから。

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