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2012/01/18

ノウハウやテクニックよりも、歴史を学び自分と向き合うことに惹かれる時代


時代の変わり目には、時代が進んで行く方向や文脈を読むことが重要になってきます。

以前から書いていますが、公文先生が提唱しているように威の時代(国家)→富の時代(企業)→智の時代(智民)と大きく競争ルールと主役(ヴィークル)が移り変わっていっています。今は、まさに富の時代から智の時代への移り変わり始める混沌とした時期です。

このようなタイミングでは、既存の仕組みの中での最適化よりも、前回の時代の変わり目にどんなことが起こり、どうやって対処してきたのか?過去に起こったことを学ぶことで、今後自分たちに起こることを予測することを思考するようになります。

それが今、知的な生活をしている人の興味が、ノウハウやテクニックから、歴史へ動いている理由です。

まさしく、このblogエントリーは、この変化を的確に表現しています。

一方で、知的層ではない多くのフォロワー層に対しては、まるでローマ帝国末期の「パンとサーカス」が行われているようにも感じてしまいます。テレビを見ると、空元気のような、気持ち悪いほどテンションの高いトーンは、逆に不安を覚えてしまいます。

だからこそ、一度目や耳から入ってくる刺激を消して、歴史から学び、自分の頭と心で考えて、今後どうしていくのかを考えるタイミングなんでしょうね。

この流れだと、瞑想とか流行っちゃうのかなぁw


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