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2007/03/18

NET化が進むほど、リアル店舗にはセレクトショップが求められる。

今日、会社で働いた帰りに渋谷で
アプレミディ・セレソンによってCDを購入。

このNETでなんでも買える時代で
なおかつ、本やCD、旅行商品なんかは
一番NETで購入するのに適した消財のはずなのに。
もちろん、本もCDもNETで大量に購入してますが、
アプレミディだけは来たくなるんですよねぇ。

ここには、ちゃんとクオリアがあって
自分が探している音楽やテイストのものの
保証がされているから。
橋本徹という人間のテイストを通したセレクトだから
ぜったいに裏切られない。
セレクトショップの時代になる気がするのは、こんなことがあるから。

明確に欲しい音楽が、アーティスト名などがないと
NETでは購入できない。購入できないというか、絞り込んでいけない。
一方で、自分の好きなテイストのセレクトショップに行けば、
そこに並んでいるものから選ぶだけだ。そこには検索という概念はない。

あとは、どうやって自分のテイストに合う
セレクトショップを見つけるかがキーになる。
NET化が進めば、リアル店舗がセレクトショップ化していくのか?
それともNETの中で、検索型の大型ショップと
ジャンルやテイストごとに商品を並べるセレクトショップ型が
今後増えてくるのか、ちょっとウオッチしていきたいと思う。



でも、今回考えてみたことの肝は
アプレミディにおける「橋本徹」のような
テイストの品質を保証してくれる人間の価値が
ますます重要になるということだよね。

2007/03/04

10年前の人たちと会って感じる、安心感。

ほぼ10年前に会社にいた人たちでの飲み会があった。
同窓会のような、まるで昔にもどったかのような人間関係。

自分が新人だったころに
頼れる人たちがいて、自分は背負うものがまだ少なかった時代。

癒しとは
「欠乏しているものが充足したときに表れる」と考えると
今、背負うものが多くて疲れている状態で
10年前の人間関係に戻ったときに、安心感、心地よさを感じた。

今、自分がどんな状況に置かれているのかを
非情に明確に感じるいい機会になった。

僕は決定的に、ここから次に行かない限り
もうダメなのではないかと、とても感じた飲み会だった。

暖かくなると、哀しくなる気持ち。

すっかり春のような陽気。
散歩している人たちもみんな浮き足立っている。
魚や鳥など、動物たちも活動的になっている。
この季節の風の匂い、甘いような冬とは明らかに違う匂い。

そのおかげでなんだか、毎年哀しくなる。
春には、なにか隠蔽された何かがある。
人の気持ちを哀しくさせる何かが。

自分がとどまっているのに
世の中が新しい生活を始める、芽が出る、など
次の生活に向かって希望を爆発させる季節だからだろうか?

なんだか自分がちっぽけで
置いていかれているように感じるからだろうか?