2007/09/27

若年層は「ロマンチック」を求め、シニア層は「ノスタルジー」を求める

マーケティングで人の欲求を考えるときに
必ず心がけていることがあります。

それは、できるだけで人間の根源的な欲求に
近いものを優先することを心がけることです。

確かに、カスタマーは細分化し
多様化し、くくるのが難しくなっていることは
間違いありません。
しかし、その背景となる動機は
なにかくくれるはずですからそちらを優先します。

で、商売のことを考えていて思ったのが
タイトルにもあるように
若年層は「ロマンチック」を求め、
シニア層は「ノスタルジー」を求めるというものです。

でも考えていくと、個人消費において
「ロマンチック」より強いものは内容に思えてきました。
音楽は、ヒット曲はほとんどラブソングです。
そして、ノスタルジーで過去のヒット曲を聴くことで
当時を思い出すノスタルジー消費で支えられています。

飲み屋はロマンチックにふったものが高単価で
稼げています。そして波はあるものの廃れません。
シニア層がおしゃべりする場所を探すために
ホットペッパーを使っているという実例もあるように
今後は、ノスタルジーを振りかけると
シニア層の社交場が市場として成り立ちそうです。

ケータイにお金が流れているのも、
多くはロマンチックです。これがあるから削れません。
そして、昔のケータイを機種変更してもとっておくのは
明らかにノスタルジーです。思い出が詰まっているからです。

と、考えていくと
やはり、今の消費キーワードを
「ロマンチック」と「ノスタルジー」で
整理できる気がしています。

ロマンチック、な商売は残っていくし、強い。
 音楽、飲食、ケータイ、、、高齢層が消費メインになるとどうなる?
 若年→ロマンチック
 老年→ノスタルジー
←ーーーーーーーーーーーーー→ロマンチック
     ←ーーーーーーーー→ノスタルジー
10代20代30代40代50代60代70代80代90代

図で書くと上のようなイメージです。
つまりロマンチックは全年齢対応の魔法のキーワード。
一方で、ある年代以上には
そこにノスタルジーを振りかけることで
より魅力的に思わせることができるって感じです。

またまた考え中の項目でした。