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2008/07/07

タレントもより勝ち負けが二極化しそうな最近のCM事情。

最近のCMを見ていると、
ドラマとCMのタレントをかぶせて登場させ、
そのスポットに出稿を寄せているように見えるのですが
気のせいでしょうか?

どうしてこうなったのでしょう?

タイムシフトと言われる「リアルタイム視聴」から
HDDレコーダーによる録画が無視できなくなったからでしょうか?
だからこそ、CMをスキップされないために
ドラマ登場する人をCMに登場させ、その上で
視聴者にそのままCMも見続けさせるということを狙っているのでしょうね?
もちろん、仕掛けている人がいるのでしょうけど。

この現象によって起きると予想されること
①圧倒的に露出できるタレントと、できないタレントに二極化する
②ドラマでのタレントキャラクターが、CMにより制限される(連動する)
③②の逆で、CMでのタレントキャラクター(世界観)がドラマと連動する

①は今までももちろん競争社会ですから、あったわけですが
それがより加速して、事務所が戦略的にCMとドラマを連動して獲得しないと
厳しい時代がやってくるでしょうね。

②③は、小山薫堂さんがやっていた日産のドラマ内CMなどで
ドラマの世界観を活かしながら、そのキャラクターがCMを行い、
一方でドラマの中でも、商品が登場していることが実践されていましたね。

と、ここまで書いて思ったことは
この流れを、ポジティブに捉えて、利用した上で
消費者をおもしろがらせる仕立てにするのか?
ネガティブに、消費者に不信感を抱かせる仕立てにするのかは
仕掛け側次第だということですね。

CMとドラマがお互い制限し合うのではなく、
お互いが相乗効果を出せるようなおもしろがり方をやってほしいですね。
クリエイティブで世の中を楽しくしましょう!

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