ちょっと時間が経ってしまいましたが、写真はDESIGN TIDE 2012に出展されていた台湾のデザイナー周育潤さんのTable M01/02という作品です。見ての通り、リモワのスーツケースに装着することでテーブルとして使用できる板です。
If we can think about what should be the relationship between the product and the environment,maybe it is easier to make a neat space."Tabele M"is a table that has to work with the luggage.The luggage becomes a part ob your furniture, and keep serving you when not in traveling.
モノと環境の関係を捉え直せれば、もっと簡単に快適になれるのではないだろうか。Table Mはスーツケースと合体できる新しい家具である。スーツケースは旅でなくてはならないモノなのに、普段の生活ではあまり必要とされない。 Table Mを使うことにより、家具として再び必要とされ、生活を彩ることができる。すごく刺さりました。ああ、これが欲しかったなんだぁと。
自分の生活や身の回りの物でも、固定概念を取っ払って「再発明」すれば満たされていないニーズはまだあると再認識させられました。
こういった鮮やかな補助線を引くアイデアは、商品企画の現場よりも、フラットな視点でモノと環境を捉えられる外野から生まれてきているように思います。この例では家具メーカーでも、スーツケースメーカーでもなく、台湾のデザイナーの純粋な疑問から生まれています。
最近、こういった鮮やかなプレゼンテーションと出会っていなかったので、なんだか勇気づけられました。僕ももっと固定概念から離れたフラットな視点を持てるように頑張らなくちゃ。目も頭も心も、綺麗にしておかなくちゃ。
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