梅棹忠夫さんの情報の文明学にあった言葉。
「お免状は、うけるほうには
直接の経済的効果をもたらさないが、
発行する側にはしばしばおおきな経済効果をもたらす」
ビルボードもS&Pも
自分たちのルールで格付け、ランキング化し
それを公開しています。
まさしく、発行する側に
大きな経済効果をもたらす事例です。
リクルートの媒体も「独自のものさし」を提供することで
自分たちがいいポジションを得ることができます。
資格を提供する団体も同じです。
資格をもらう側より、提供する側のほうがいいポジションを得ます。
昔も書いたことがありますが
グッドデザイン賞で、一番グッドデザインだと思うのは
そのビジネスモデルです。
賞を与えて、グッドデザインマークを使うのに
使用料を得るビジネスは美しすぎます。
もう一度、梅棹さんの「情報の文明学」を読んで
情報社会で儲けていくための方法を学んでおこうと思っています。
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