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2009/10/14

「ドラッカー入門」にやはり書いてあった!

先日、ほぼ日で特集をやっていて、すぐに注文した「ドラッカー入門」。いままでも何冊も読んできたのですが、この一冊でまたいろいろなことに気づけました。こんなこと書いてあったんだ!

読書ってタイミングで、自分の今興味あることを多く吸収するので、このようなエッセンスがちりばめられている入門書は一冊手元に置いて、繰り返し読むのに効果的だと思いました。


今回、ちょうど。自分の本の原稿執筆をずっと続けて、一通り原稿を渡せたタイミングだったこともあり、その気分で読んでいました。そしたら、やはり。「すでにドラッカーが言っていたんだね」という部分を見つけてしまいました。

こういう視点が、新しい企画の視点になります。やはり、すごいな。ドラッカーは。

ちょっと抜粋しておきます。(ドラッカー入門より)

イノベーションの7つの種

第一が、予期せぬ成功。あるいは「予期せぬこと」すべてである。
変な客が来たら、それが本当の客かもしれないとの意識をもつ。
「このような物はありますか」「このようなサービスはありますか」との問い合わせに、
「うちでは扱っていません」と一言で答えることを止める。

第二が、ギャップである。あらゆる種類のギャップである。私は子供の頃から、なぜ理髪店では一時間を要し、かなりの料金をとられるのかがわからなかった。いまや、あなたの時間を大事にしますという10分1000円のカットサロンが大繁盛である。

第三が、ニーズである。必要は発明の母という当たり前のことである。

第四が、産業構造の変化である。いまのIT産業がこれである。

第五が、人口構造の変化である。まさに今日の高齢化の進行が、イノベーションの宝庫となるはずである。いまだ流通業さえ、この膨大な層を捉えていない。とくに自らの恒例を意識していない高齢者を捉えていない。新たな労働力としての高齢者も捉えていない。

第六が、意識の変化である。すでに健康意識が、あらゆる種類の健康産業を生み出しつつある。ジムは花盛り、サプリメントも百花繚乱、長者番付ではサプリメントの起業家が一位である。テレビ番組から書籍、雑誌まで健康ブーム、ついには健康度をチェックする機器が現れ、健康博が開かれるにいたった。ラーメンを注文すると、油抜きにしますかと聞くラーメン屋さんが現れた。

第七が、発明発見である。しかしドラッカーが調べたところでは、これがイノベーションの種としては一番難しく、打率も一番低いということだった。





イノベーションを起こすためには、時代の空気を読め!




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