サブタイトルに「ウェブ時代のセルフブランディング術」とあるように
自分の専門性を明確にし、そのことで世の中に知られるように情報発信をし、
そのつながりの中で仲間や、必要としている人を見つけながら
生きていくのが次の働き方だと提言している本です。
梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」でも同じ趣旨ことが書かれていました。
「なぜこんないい時代なのにやらないんだ?」というもどかしさと共に。
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最初に積極的にこの本を手にした人たちは、すでに、ウェブが履歴書になり自分を増幅できるすばらしい装置だと理解している人が多いでしょう。
しかし、私が期待しているのはまだ「この世界」を知らない世代の人々にこそ、この本を読んで現在おきつつあることを理解して欲しいなぁと思っています。
一章で「ギルド社会」ということが書かれていますが、今後正社員ではなく専門性を持った人々が活躍する場はどんどん増えていくでしょう。そして、そのような生き方こそが「本当に働きたい人にとっての一つのロールモデル」になっていくと思っています。
しかし、まだまだ大手企業で人事で決裁権を持っている人たちの多くは、「この世界」を知らない人々です。だからこそ、理解してほしいと思っています。
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実は、最近。企業で専門性を持って派遣契約で働いている人や、代理店からの業務を請けている個人の方などから、起業の相談を受けることが続いていました。たぶん、私のような企業と契約をして、貢献するような働き方が一つの答えだと感じているからだと思います。
本当に能力があって、勉強熱心でスキルが高い人間と出会うことが多くなっています。この人たちがより活躍できる仕組みを整えてあげることで、まだまだ日本も伸び余地があるのではないかとさえ思えてきます。
私も、「能力のある個人がパワーを増す」という思想に共感している人間ですので、できるだけ支援していこうと思っています。だって、そういう大人が増えた方が、「働くことが楽しい」ということが社会全体に伝わっていくと思いますので。
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